ホットスーツ開発ストーリー
HOT SUIT’S STORY

開発ストーリー
01

DOVE が一早く取り組んだ
ブーツ一体型スーツ

冬の北海道でもサーフィン出来るウェットスーツを作りたい。
創業して、全国でサーフィンをしていく内に想いが募ってきました。
1975年に、背中に横一本にファスナーを設置したアニマルスーツを販売したところからサーフィン用ウェットスーツが日本にも広がっていきました。
その後、カラスのように黒いウェットスーツを着たサーファーが海に浮かぶようになったが、1980年代にはサーフィンブームも起こり蛍光色を使ったカラフルなウェットスーツの時代へと変わっていきました。
そして、1987年にコールドウォーター用として金属製の防水ファスナー登場し、真冬の海でも温かくサーフィンが出来るセミドライスーツが完成され、更にサーファーが増えていきました。

そこで、一早く開発を進めていたのがブーツ一体型になったホットスーツでした。
ドライスーツでは無く、何故ホットスーツなのか?ホットスーツは完全防水では無いからです。主に、ダイビングで使用する完全防水のスーツをドライスーツと呼び、サーフィン用のブーツ一体型スーツとは違うからです。

ホットスーツの原点であるアニマルスーツ

カラーも蛍光色を使ったカラフルなセミドライスーツの時代

ホットスーツの原点であるアニマルスーツ

カラーも蛍光色を使ったカラフルなセミドライスーツの時代

開発ストーリー
02

ホットスーツ誕生

真冬の北海道でも通用するようなウェットスーツをテーマに開発を始めたのが 1990年の初め、金属製の防水ファスナーに、選択肢の無い限られたブーツを装着して出来上がったホットスーツを茨城など、冬になると水温が10°以下になる場所を選んで、そこでサーフィンをする仲間と共にテストを繰り返して出来上がったのが初代ホットスーツでした。
寒冷地で力強く生きるシロクマをイメージしたロゴをホットスーツ専用ロゴマークとして販売したのが 2000年の初め、いつしか「シロクマ」スーツと呼ばれるまで噂は広がっていきました。

初めてブーツが一体化になった初代ホットスーツ

初代ホットスーツ「シロクマ」

寒冷地で力強く生きるシロクマをイメージ

「シロクマ」専用ロゴ その1

「シロクマ」専用ロゴ その2

初めてブーツが一体化になった初代ホットスーツ

初代ホットスーツ「シロクマ」

寒冷地で力強く生きるシロクマをイメージ

「シロクマ」専用ロゴ その1

「シロクマ」専用ロゴ その2

開発ストーリー
03

ホットスーツの進化

時代の進化とともに、ウェットスーツに使うパーツも多様化していきました。
特に、重くて硬い金属製の防水ファスナーは、プラスチック製の軽い防水ファスナーへと変わっていったところから様々なメーカーからブーツ一体型スーツが販売されるようになっていきます。

需要が増えて喜ばしいこともあるが、ドライスーツという名称を使うことで問題が起こったりもしました。
そんな中、DOVE ではドライスーツとは呼ばないように徹底しました。

重たくて硬い金属性の防水ファスナー

プラスティック製の軽い防水ファスナー

重たくて硬い金属性の防水ファスナー

プラスティック製の軽い防水ファスナー

開発ストーリー
04

テクノロジー

どんなに軽くても、どんなに柔らかくても横一本に背中に付いたファスナーは一人で開けられないし閉められませんでした。
何かに引っ掛けて、器用に一人で開け閉めする方もいたがファスナーを壊してしまうリスクもありました。
DOVE は、1993年にマニアックスーツという寒冷地仕様のセミドライスーツを販売していた。その名のとおり、プラスチック製の防水ファスナーを首の周りに設置した見た目からも特殊なマニアックなスーツです。

このマニアックスーツを基に、業界初となる一人で開け閉めできるブーツ一体型スーツを開発してテストを繰り返したのは言うまでもないです。
寒冷地のテストライダーと共に、真冬の日本海で DOVE STAFF 全員でテストをして午後は雪山へ行きスノーボードを楽しんだこともありました。そして、一人で着たり脱いだりのできるブーツ一体型スーツは、2008年にコスミックスーツとして販売に至りました。

サーフィンの業界では前例の無い斬新な構造のマニアックスーツ

天気は良いが水温の低い5月の北海道イタンキ浜にてコスミックスーツで仲間とサーフィンを楽しんだ

2008年コスミックスーツ

サーフィンの業界では前例の無い斬新な構造のマニアックスーツ

天気は良いが水温の低い5月の北海道イタンキ浜にてコスミックスーツで仲間とサーフィンを楽しんだ

2008年コスミックスーツ

やがて、ノンジップ、ネックインなどのファスナーを使わないウェットスーツが注目されるようになっていきました。一人で着たり脱いだりは勿論、もっと動き易くてストレスなくサーフィンが出来ないかを考え、ノンジップタイプのウェットスーツでのブーツ一体型スーツの開発を新たに進めました。

フラップサイドからの水の侵入を極限まで防ぐのに難題があったが、ノンジップタイプのホットスーツには、素足に近く柔らかいソックスを装着させて何度もテストを繰り返し、流氷の海で完成したクリオネスーツは、2010年に販売開始しました。

クリオネスーツにて寒い北海道のサーフィンライフを楽しむ戸倉会長

2010年クリオネスーツ

クリオネスーツにて寒い北海道のサーフィンライフを楽しむ戸倉会長

2010年クリオネスーツ

開発ストーリー
05

自分の身体に合うサイズの
DOVE ウェットスーツを着ること

軽く、動き易くなったクリオネスーツでも物足りなさを感じていました。
それは、水の侵入を防ぐ為に様々なパーツを付けていた事で脱ぎ着に若干のストレスを感じていたからです。
セミドライスーツと共に更に開発を考えていたのが前開きの胸に横一本にファスナーを装着するチェストジップタイプでのブーツ一体型スーツでした。
後に、防水ファスナーを付けたポパイスーツを完成させるが、防水ファスナーを胸に装着すると、構造上スーツ自体をオーバーサイズにしなければならないが、驚くほど脱ぎ着は楽でした。

身体にフィットすることで見た目も良く、ウェットスーツに余りが無ければ何より動き易く快適です。
更に、防水では無いストレッチファスナーを身体のラインに合わせ装着することでよりフィットするブーツ一体型のシールスーツが完成しました。

ストレッチファスナーに改良したシールスーツ

YKK「AQUASEAL」を使用。防水で有りながらしなやかさを合わせ持つファスナーがポパイスーツの動きやすさを可能にしました。

付属の手首ストラップを合わせて使う事で水の侵入を最小限に抑えます。

ポパイスーツを着て真冬の天気の良い日の北海道にて玉井太朗氏とサーフィンを楽しんだ

袖の角度、アームホールのサイズとファスナーの配置は何度もテストを繰り返し現在の形状に至りました。

2013年シールスーツ

2017年ポパイスーツ

ストレッチファスナーに改良したシールスーツ

YKK「AQUASEAL」を使用。防水で有りながらしなやかさを合わせ持つファスナーがポパイスーツの動きやすさを可能にしました。

付属の手首ストラップを合わせて使う事で水の侵入を最小限に抑えます。

ポパイスーツを着て真冬の天気の良い日の北海道にて玉井太朗氏とサーフィンを楽しんだ

袖の角度、アームホールのサイズとファスナーの配置は何度もテストを繰り返し現在の形状に至りました。

2013年シールスーツ

2017年ポパイスーツ

開発ストーリー
06

ブーツ一体型は、寒冷地だけの
ホットスーツでは無い

ホットスーツが各地に広まるにつれ「もっと軽く」「もっと動きやすく」という要望が増えてきました。そんな中で 2017年からスタートしたのが「2mm シールスーツ」でした。
真冬に2mm?無理でしょ?そんな声もあったがテストしてみると驚きの快適さがそこには有りました。水に濡れないとはこんなにも暖かいのか!持った瞬間から驚きの軽さ!ブーツが付いているのが信じられないほどでした。パドルはジャージのフルスーツのように軽い!ただ2mmという薄さは外気温を防ぎきれないため海に入った瞬間に水の冷たさが生地越しに伝わってきます。しかしインナーの厚さを変える事でホットスーツ内部を快適な温度に保つことが出来ます。

さらに今までの 3.5MM や 4.5MM では汗ばむ季節でもインナーの調整で着ることができるため長い時期使用できるというのも人気の理由です。2mm という薄さを縫製すると水漏れの可能性が有ります。ボディー部分を両面テープ処理する事で確かな防水性を可能にしました。
特殊な製造工程の為量産が難しくシーズンごとに着数限定で受注しています。

現在は、ストレッチファスナーを配置した2mm厚HOTSUITSのみの販売です。防水ファスナーを配置した2mm厚HOTSUITSは販売しておりません。

軽さを追求した2mmシールスーツ

職人の高い技術により表、裏にテーピング加工が施されている2mmシールスーツ

スーツ、テープ共にテンションをかけすぎないように職人が1着1着手作業で仕上げていきます。

軽さを追求した2mmシールスーツ

職人の高い技術により表、裏にテーピング加工が施されている2mmシールスーツ

スーツ、テープ共にテンションをかけすぎないように職人が1着1着手作業で仕上げていきます。

開発ストーリー
07

内部が濡れないというメリット

ホットスーツを持つと「ずっしりと重いな」というイメージが有る人も多いと思います。セミドライとホットスーツの重さを量ってみると

乾燥時

セミドライ 5mm×3 mm 約1.9kg
ホットスーツ 2mm 約1.4kg
ホットスーツ 3.5mm 約2.2kg

しかし水に濡れるとどうでしょうか。

湿潤時

セミドライ 5mm×3 mm 約3kg
ホットスーツ 2mm 約1.8kg
ホットスーツ 3.5mm 約2.8kg

セミドライは約60%重くなったのに対しホットスーツは約30%しか重くならなかったのです。
内部がほぼ濡れないため暖かいのはもちろん水を吸い重くなる。
という感覚が少ないのもフル装備でサーフィンする真冬には大きなメリットです。

開発ストーリー
08

生地の厚みによる対応できる気温と水温

乾燥時

2mmホットスーツ 3.5mm ホットスーツ 4.5mm ホットスーツ
水温 10 ~ 15 度 /
気温5~ 15 度
水温5~ 12 度 /
気温 0 ~ 15 度
水温 2 ~ 8 度 /
気温 -5 ~ 10 度
2mmホットスーツ 水温 10 ~ 15 度 /
気温5~ 15 度
3.5mm ホットスーツ 水温5~ 12 度 /
気温 0 ~ 15 度
4.5mm ホットスーツ 水温 2 ~ 8 度 /
気温 -5 ~ 10 度

タイプ別適性水温・気温に関してはこちら >

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09

アンダーウェアの重要性

ホットスーツは、普通のウェットスーツと違い、アンダーウェアとソックスを着てホットスーツを着ます。このアンダーウェアとソックスがとても重要です。
綿素材の衣服は、汗で湿った状態になり汗冷えをする為、スノーボードウェアの中に着るウール素材を着ることをお勧めします。寒冷地では、スノーボード用のアンダーウェアとソックスを履いた上にダウンを羽織って海へ向かい、ダウンを脱いで、そのままホットスーツを着ることが出来るので氷点下の気温でも着替えは楽に行えます。間違ったアンダーウェアとソックスを着ると、汗冷えで着替えも寒く凍えてしまいます。

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10

DOVE のホットスーツを着ていたから

特に水温の低い 2 月の誰も寄り付かないような雪の積もった海岸、綺麗に波がブレイクしている海。
その中で温かいホットスーツを身にまとい、真っ白な雪景色を見ながらサーフィンが出来る空気感。
信じられないような異空間を体験出来るのも温かいホットスーツがあるからです。

北海道でしか味わえない正にスノーサーフィン


ホットスーツは真冬のサーフィンライフを温かくサポートします。

歴代のホットスーツ

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