「良いものは、長く使いたいからな!」
・・・と、某家電量販店のラジオCMで、日曜夕方の某国民的アニメのキャラクターの孫とおじいちゃんが言ってました。
確かにその通りですよね。お気に入りであればあるほど、長ーく使いたいものです。
ウェットスーツだってそうですよね?
自分でモデルを選んで、生地の種類と色を選んで、マークを選んで・・・。
以前「カラーの配置に1ヶ月悩みましたっ!」なんて方もいらっしゃいました。
皆さん、こだわりを持ってお作りいただいてる事と思います。
そんな愛着のある、大事なウェットスーツが壊れてしまったらどうしましょう?
破れてしまった!糸がほつれてしまった!穴が空いちゃった!なんだかサイズが合わなくなってしまった!
そんな時は・・・職人の出番です!
と、いうわけで今回のブログ「ウェットスーツ職人の技」では修理についてご紹介させて頂きます!
DOVE SURFING WETSUITSのファクトリーでは、修理依頼も受け付けています。
届けられたウェットスーツは、まずどこがどのように壊れてしまったかをチェックをします。
次に状態や症状をよく観察し、どのような修理方法が良いか、その方針を決めます。
お客様のご予算やご希望に応じて、パーツを丸ごと交換したり・・・。
「つぎはぎ」で直したり・・・。
しかしこの「修理方針の決定」をする際に、大事なことがあります。それは・・・。
単純に「元に戻すだけ」ではないという事です!
例えばこちらの修理依頼。
修理内容としては「擦り切れてしまったため、胸パーツの交換」です。
しかしこの症状を観察すると、おそらくパドリング時の癖や体型が影響して擦れてしまっていることがわかります。
胸パーツをスキン素材で交換し「元に戻す」だけの修理をしたらどうなるでしょう?
きっとまたすぐに同じように擦れてしまうでしょう。
そこでこのケースでは「胸パーツの擦れに対しての耐久性」を考慮し、スキンではなくジャージで交換させて頂きました。
修理内容にもよりますが、実は新品のウェットスーツを作るより時間もテクニックも必要とすることがあります。
状態を見極め分析し、最善の方法で修理する。
言ってしまえば簡単ですが、そこには職人の一流の技と、経験によって培われた豊富な知識が求められます。
これまでのシリーズブログ「ウェットスーツ職人の技」でご紹介させていただいた全ての技を持つ職人でなければ、修理をする事は出来ません。
また技だけではなく、「なぜそうなったか?」について分析するための観察力と想像力、「どうすればそうならないか?」と対応する知識が必要なのです。
市販の補習用ウェットボンドなどもありますし、ある程度の器用さがあればご自分で直すことも出来なくはありません。
しかし中には、あまりオススメ出来ない方法などもネットでは紹介されてしまっています。
間違った方法で直してしまうと、直す前よりも酷い状態になってしまう事も・・・。
そこで!我々職人の出番なのです!
知識も経験も豊富な熟練のファクトリースタッフが一着一着丁寧に向き合い、更に長くご愛用いただけるようお直しさせていただいきます!
ウェットスーツの故障でお困りの際には、ぜひ職人にお任せください!!
余談ですが、ウェットスーツの修理をさせていただける事は、私たちにとっても大きなメリットがあります。
新品のウェットスーツは日々目にしていますが、お使いいただいたウェットスーツを見ることはあまり出来ません。
修理のためにお寄せいただいたウェットスーツを見させていただく時、私たちは「データ」をいただくことが出来ます。
同じような修理内容が続けばそれは「脆弱性」の発見にもなりますし、更に良い物を作るための参考になるのです。
もっと良くするために、もっと出来ることはないか?
もっと喜んで頂けるように、もっと工夫できる事はないか?
そんなことも考えながら、修理をさせていただいております。
なのでどうぞご遠慮なく、修理をお任せいただければと思います!
「こんなの修理できるかな?」
「こりゃもう直らないな・・・」
いやいや!大抵の傷はキレイに直せます!諦める前にぜひお問い合わせください!
修理についてのFAQはこちらをご覧ください。
そして今回も修理の様子を動画にまとめてみました。
よろしければ覗いてみてくださいね。
あなたの大事な一着を、更に長くお使い頂けるますよう、修理はぜひ職人にお任せください!
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