脇田ファミリー・ノースショアライフ#3 / “Takyuki Wakita” @Waimea Photo by Naoya Kimoto
まだ興奮冷め止まぬ数日前に行なわれたメモリーオブエディーアイカウに出場した脇田貴之
クローズカインドが時として押し寄せる波に喰らいながら果敢にアタックする姿を目の当たりにし、
3本用意したクイバーの内、2本を折りながらも再度沖に向かう勇姿は、圧巻の一言に尽きる。
愛娘サラちゃんが日の丸ペイントを描いた、思い入れのGUNを使用
そして、蒼々たるレジェンドメンバーやWSL/CT選手に混じり見事12位と言う結果を残し、
正真正銘のビッグウェーバーの証を成し遂げた、日本が誇る”怪物”侍サーファー”脇田貴之
(All Photo Pic from Namidensetu 2/25 Hawaii Day)
その背景には、並ならぬ努力とその波に掛ける精神力があっての事で、中々、真似出来る事では
無いのは、実際その現場の凄さを知る人は解るはずだ。いや、あの波を見て誰もがそう思うだろう。
そんな彼が2015-16ウィンターシーズン(まだ終わっていないが)にチャージしたライディングを
フォトグラファー木本氏が撮り収めた数々のショットをご覧頂きたい。
題して、脇田ファミリー・ノースショアライフ第3弾タカユキワキタ・ワイメア編をどうぞ!!
エディーアイカウ出場に向けてのプラクタス。沖のラインアップポジションに向かう脇田貴之
ワイメアにビッグスウェルが到来すると、沢山の観客がここワイメアベイに集まる。
一本の波に数名が同時に乗る事も。接触しない様にコントロールするのはまさに命懸け
Sequence #1
ポイントパニックの中、一番奥から捕えるワキータ
Sequence #2
Sequence #3 / Parfect Ride
Sequence #4
一瞬のサックアップをもテール側のレールをしっかりと入れ、底惚れの波をメイクする脇田。
信頼出来るクイバーでノーズを刺さらさないバランスコントロールする彼のテクニックは神業
ビッグウェーブアタックをやり終えて、安堵の表情にも見える笑顔のワキータ
Sequence #5
同じ土俵に居るサーファー達が見守る中の一発。神風ジャパニーズ魂を見せつける
Sequence #6
一番ハードなピーク位置からエアードロップ気味のタッチダウンをし一度バランスを崩すが、見事持ち
こたえバックハンダーと言う難しさをもろともせずメイクする。
2015-16ウィンターシーズン後半に沢山のビッグスウェルをもたらしたノースショア
フリーサーフ、コンテストと数々のドラマを演出し感動を与えてくれた脇田貴之。
何度も言うが、戸倉会長が言った”怪物”と言う言葉、色んな解釈は有るだろうが、
凡人には到底真似出来ない、まさしく当てはまる表現では無いだろうか。
そして、その瞬間を収めた巨匠フォトグラファー木本直哉氏に尊敬の意と感謝の念を評したい。
まだまだ来るかも知れない北のウネリだが、もう直ぐ日本も春が訪れ穏やかなノースショアになる。
脇田貴之はこれからもここノースに再び戻り、新たなドラマを演出してくれるだろう。
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