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2017.12.25 | GALLERY

DOVE BLOG

No Leash Surfing and Local by Takashi Komori Report 27/Jan – 7/Feb @ Kauai

 

 

Takashi Komori: Forest waterfall @ Miyazaki

 

宮崎出身/ ビッグウェーブ・Soul サーファーの DOVE ライダー小森隆志・通称”コモタカ”

ハワイはカウアイ島に今年初旬に行った時のレポートが

DOVEオフィスに送られてきたので紹介します。

 

For DOVE

ノーリーシュサーフィンとローカル/

27th/jan – 7th/feb

Takashi Komori

 

其の1:

カウアイ島に通い出して6年、世界トップクラスの波もそうですが自然が豊かでキャンプしながら波を待てるというスタイルがとても気に入っています。

なんでキャンプなの?とよく聞かれますが、人に気を使わずに自分のリズムでサーフィン出来るし、ホテルなどに比べかなり割安だし、いろんなキャンパーとの交流も楽しく、なんと言っても好きだからというのが答えかもしれません。

日本に帰って、戸倉さんとその話をした時『マニアックですいません』と僕、戸倉さん『いいんだよ!うちはマニアックなのばかりだからよ〜』(笑)と言ってくれ凄くホッとしました。人と違う道を歩んでも認めてくれる人がいるだけで、大きな自信になるものだと嬉しくなりました。

 

Photo: 2週間のキャンプ生活、今年はいかにミニマムで行けるか試したがまだまだ欲が抑えきれずミニマムとは行かず、、自宅にて準備

 

2週間近くキャンプをしていて荷物・貴重品などいつ盗られてもおかしくない状況なのに今まで一度も盗まれた事が無いのは、カウアイ島の治安の良さとラッキーに恵まれただけなのかもしれませんが、一つだけ心掛けていることがあります。

それは掃除。テントの中は勿論、周辺のゴミ拾いや共同で使う水場などこっそり掃除をしています。あくまで気持ちの問題でしょうが、掃除をした後のサーフィンは必ずいい波に乗れる気がします・・・

Photo: テント周りを掃除。周りをきれいにしておくと波乗りも調子良いし、トラブルも避けられる気がする。なんちゃって日本庭園風。

 

そしてビックリさせられたのが、去年よりDOVEチームになったオーストラリア在住のサム・ユーンさん、JAWZも滑るビッグウェーバーにしてシェーパーである彼も今回、家族4人でキャンピングカーで滞在していました。

何がビックリしたかというと、暗いうちから公園のトイレ掃除をしたりゴミ拾いをしていると云うのです。

しかも彼は、そう言うことを自分で言わないということにカッコ良さを感じました!!

強制されてする掃除は苦手だが自分にも心地いい、物は盗まれにくい、人には喜ばれる、波乗りは調子が良いとなると、これからも出来る範囲で掃除を継続していきたいと思います。

 

初日の朝、慌てず自分のペースで動けるのがソロキャンプのいいとことかもしれない。波と風、キャンプ場のオープン日などに合わせて何度も宿を変更。インターネットは届かないため地元のライフガードに情報を聞くのが一番頼りになる。毎年通ってると顔を覚えてくれてるので嬉しい。

 

カウアイ島の波乗りのスポットは数多くありますが、ローカルがとても大事にしているポイントが多く、撮影があまり好まれないと言うのを聞いたことがあります。

今回の旅で一番印象深い1日の事、メディアには登場しないローカルが言うには一番ローカリズムが強烈で凄い波と言う噂は聞いていたが、今まで一度も入った事の無いポイントで波乗りをさせて貰った時の話です。

駐車場からビーチに行くまでに下から上までローカルにジロジロ見られビビりまくるビジターの僕。

それでもとりあえず笑顔でシャカサイン。

無視こそされなかったが、それ以上目を合わせることは出来ず、ここまで来た以上はパドルアウト。

なぜローカリズムがキツイのかピークにたどり着くまでに解らされました。

完璧なポイントブレイクから完璧なチューブをローカルが決めてくる純粋なハワイアン。

日系ハワイアンも多く、そんな中でも波は取り合わず、暗黙の順番が有るかの様にピキピキのところテイクオフを繰り返す。

ビジターの僕は、一番端で波を待っていたが、それでもこぼれ波と言うには失礼なくらい良い波に乗せて貰うことが出来ました。

ピークにビジターを寄せ付けない雰囲気と、しっかり奥から決めてくる世界レベルのローカル。

これが本物のローカリズムなんだ・・と熱い気持ちになりました。

もしビジターとしての自覚が無くピークに行こうものなら、タダでは帰れないでしょう?!

そういう雰囲気を読める様になるのもサーファーとして大事なことなんだなぁ〜と教えられた気がしました。

其の2へ続く・・・

 

 

 

Photo: サーフボード、釣り竿を持ってポイントまで歩いていけるので、うまくいけば波と魚が頂ける。

 

Photo: まずカウアイについて一番先に寄るのがリサイクルショップ。5ドルで手に入れたグリルでその日のカレーと次の日のスモークポークを同時に作る。燻製ができるようになって食材の無駄がなくなり料理も楽しい。燃料の薪は全て近場で拾ってくる。

 

Sunset

 

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