先日からのブログにてお伝えしている、懐かしき伝説の方達のお話。
40年を過ぎたDOVEの歴史には、沢山のライダーの伝説ストーリーがあります。
その中に佐久間洋之介と言う葉山出身の青年がいた。
彼は若くして堀口真平らと共に世界のビッグウェーブに挑み、10代の2001年、あのハワイノースショア・ワイメアで凄い波をドロップし一躍有名になり、2004年の23歳の時には、途轍もない巨大な波がアウターリーフでブレイクする、その波の長い長いスロープを降りていくショットが、当時のSURF 1st誌のカバーを飾り将来を有望視されたサーファーだった。
Cover Photo: Naoya Kimoto
上記の通り過去形になってしまうのだが、実は、2006年1月2日地元・葉山の海で、25歳と言う若さで逝ってしまい、当時、年明け早々に偉大なサーファーが亡くなったと言うニュースが流れ、サーフィン界で衝撃の出来事でした。
丁度DOVEライダーを去った後の事故で、戸倉会長が、なんでこの時期に日本に居たんだ、ライダーのままだったら絶対にハワイに行かせていたはずなのに・・・と悲しみを堪えて言った言葉を思い出す。
彼は、ウォーターマンと言っても過言ではないサーファーで、素潜り、フィッシング、カヤック、ジェットスキー、アウトリガーなどを楽しみ、彼の興味はスターナビゲーションという伝統航海術にまで及んでいた。
その背景には、父が建てた海沿いの小屋で、生まれた時から海での自然の楽しみかたを体で覚え、まさに海が教科書のように育ったからではないだろうか。
Photo From : 洋之介メモリアルカップHP Site より流用。
その彼を追悼するメモリアルビッグウェーブコンテストが毎年台風シーズンにウェイティング形式で行われ、日本の強者ビッグウェーバーらが招待され、葉山の小磯海岸に集まる。
その中には、DOVEライダーも多数招待される。
エディーアイカウでお馴染みの脇田貴之プロ
宮崎出身のケンゴリアサーフショツプオーナーの中迫謙吾プロ
同じく宮崎出身のソウルサーファー・山本博也君
千葉・鴨川でMW サーフショップを経営する渡辺将人プロ
@DOVE 2013
hawaii 出身・ニック野崎氏の息子、ケオニ野崎
現在コンペシーンで大活躍の若手筆頭株・村上舜プロ
Photo: Naoya Kimoto
さらにレジェンドサーファーには、
洋之介君と大親友だった真平プロの父・和歌山出身のシージャックサーフボード・オーナーの堀口鉉気氏
Photo from: あの波に挑戦するのは誰だ by Facebook
和歌山出身のビッグウェーバーで、毎年ハワイに通うレジェンドの角 直氏
長年Hawaiiに住み沢山の日本人をサポートして来たノースでは欠かせない、ニック野崎氏
@DOVE 40th Anniversary with Tokura / Photo: Masahiko Yoshioka
千葉・鴨川出身のGRACE SurfBoards代表の谷内 太郎氏
Photo from Go-Naminori HP site
彼を知らない方や若い世代の方もいるはずなので、是非ご覧になってください。
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YONOSUKE MEMORIAL CUP Trailer from Yonosuke Memorial cup on Vimeo.
洋之介メモリアルカップ葉山2017開会セレモニー from Yonosuke Memorial cup on Vimeo.
洋之介メモリアルカップ葉山2016 PWCレスキュー from Yonosuke Memorial cup on Vimeo.
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昨年は、相応しい波が無く延期となったコンテスト。
今年は果たして開催されるのか・・・
洋之介メモリアルカップオフィシャルホームページ:http://www.yonosuke-memorialcup.com/