2019.07.02 | EVENT・お知らせ
第52回 MABOROYAL KJ CUP が昨日、湘南・辻堂海岸にて行われました。
朝から生憎の雨でしたが、風は無風状態。
海浜公園の駐車場に車を留め海岸へ・・・
早速駐車場で、千葉・鴨川から駆けつけたDOVEプロ・ロングライダーの松山ファミリーと遭遇Matsuyama Family @ Kaihin Park
そして沢山のスタッフと出場選手が準備しながら海へと向かっていました。
また、今大会にはレスキュー隊が配備され、その準備に追われていました。
海へ向かう途中にDOVEレジェンドライダー・6タイムJPSAチャンピオンの久我孝男プロとバッタリ・・・今回は、レジェンドスペシャルプロクラスに出場とジャッジをされました。
雨が降ったり止んだりの天気で波は腰前後の無風状態でしたが、風は午前中穏やかから急転!!昼前辺りから南風のオンショアと暴風雨となり終始かなり厳しいコンディションの中行われました。
朝一は腰近くのグラッシーコンディション@Tsujidou Beach
そして早朝から各プロ・アマ・SUP・アマチュアショート&ロングディビジョンの試合が広い範囲で着々と行われていました。
会場右側では、ドッグサーフィンディビジョン
なんとも賢こそうな愛らしいワンちゃん
タンデムサップの試合は、小さい犬を乗せた選手が有利に予選を勝ち上がっていました。
江ノ島側では、アマチュア・ショート&ロング、そしてSUPのプロアマ試合が行われました。
プロ&レジェンドディビジョン会場は、MC担当のマッスルさんが早朝からPAセッティングで大忙し。奥に見える波は程よくいい感じの形良い波がブレイク。
プロ選手が乗る板のラインナップ!!貴重で高価なビンテージボードがズラリ
エントリー確認担当のスタッフの皆さん。ここでゼッケン受け渡しとビンテージボードの抽選が行われました。
そしてProディビジョンの開会式が行われ各クラスがスタート。
センター会場にて行われたプロ・ダ・クラシックモーメンツの Timeスケジュール
青田さんと戸倉会長。懐かし人との再会ツーショット
まず行われたのはプロ・ロングクラス。こちらは現役プロの試合です。
メンズは、DOVEライダーの”Yocci”こと松山欣則プロが出場。
Yoshinori Matsuyama 松山プロが着るウェットは、クラシック・ティーバックジップ・ロングスリーブスプリング
各選手は20kg近くあるビンテージボードを抱えノーリーシュで演技するルールでスタート。イエローゼッケンが松山プロ
ジャッジ風景で収めた貴重な一枚!!手前、久我孝男プロ・そして青田琢二さん、そして奥に映る方は善家 誠さん。偶然の70年代後半からから80年代に掛け活躍された、歴代チャンピオンが揃いました!!
重たい板を巧みに操りハングファイブを決める松山プロ(動画からの流用で画像が乱れています)
インサイドではハングテンを披露
ラウンド1を勝ち上がった松山プロ
戸倉会長とレジェンドライダーのマメ増田氏
続いてウィメンズディビジョンはDOVEライダーの池田千晶プロが出場。Chiaki Ikeda
このヒート辺りから南風のオンショアが吹き始めました。
左・白ゼッケンを着る池田プロ
ここで、三日連日の準備で体調を崩されて朝一はお休みされていた、主賓の”マーボ”こと小室氏が登場!!かなり調子悪そうにされていましたが、元気な笑顔を装って皆さんへ挨拶されていました。マーボさんありがとうございます!!
池田プロのヒートがスタート(動画より流用のため画像が乱れています)
チームの友人がサポートに行くが、あまりの重たさに驚いてました!!
ヒート終了後、応援に駆けつけたTHE SUNS湘南チームの皆さんが笑顔で迎えていました。
池田プロはラウンド1を一位で通過しファイナルへ
SUPプロ・アマディビジョンに出場した、DOVEライダーの横山 貴代プロとバッタリ・・・結果はどうでしたか?と伺ったら、ジャンクの波に梃子摺りファイナル入りは果たせなかったと・・・残念な結果に。お疲れ様でした。
松山欣則プロの愛娘・レンちゃんは、父の応援をしながら同世代の友達とフリーサーフィンを楽しんでいました。Ren Matsuyama
続いてメンズのセミファイナルがスタートしましたが、南風が更に強まり雨混じりのハードコンディションに変わりました。
プロとも言えどかなりの厳しいジャンクに重たいビンテージボードを四苦八苦しながらアウトまで出て、掴む波に寄っては今ひとつな波も多々あり、松山プロはいい波を掴む事が出来ずこのセミファイナルで敗退してしまいました。残念!!お疲れ様でした。
そして、レジェンドスペシャルクラスはハードコンディションの為、キャンセルとなり、ミッキーこと川井さんと飛び入り参加したロングに夢中で頑張っている小学生二人とのセッションがスタート。厳しいコンディションの中、手前のインサイドでライディングを披露されていました。70歳を超えて居るにも拘わらず波乗りはバキバキで凄いお方です!!まさに尊敬の意を表します。Mr.Kawai / プロサーフィン界のパイオニア・初代チャンピオンの川井氏。
そして次にレジェンドクラスが行われ、一ヒートのみの試合の点数で順位が決定。年齢的にも厳しいコンディションだった為、沖には出れずインサイドの波でのバトル・・・唯一、昨年プロツアーを引退した石塚プロと平野杉プロ、三重から駆けつけた福田 義昭プロらがアウトへ出てたように思います。
ヒート前、レジェンドライダー・”マメ”増田さんとそのお店・増田商会チーム員の方々が応援に駆けつけて記念撮影!!Team増田商会。一番下の方が着るウェットは、イージーパドルのロングジョン。氏曰くかなり調子いいです!!とのコメントを頂きました!!ありがとうございます。
そして、更に風雨が強まる中ウィメンズのファイナルがスタート。
ウィメンズファイナリストの面々
そしてウィメンズに出場した池田プロが、途中他選手の板が飛んできて頭にヒットするアクシデントが・・・
あの20キロ近い板が当たるという悲惨なアクシデントに心配されましたが、大事には至らなかった様で幸いでした。
結果、ウィメンズは唯一ひとり沖まで出て圧巻のライディングを披露した、田岡なつみプロが優勝を果たしました。4名のウィメンズファイナリスト。スーツ姿の方は、冠スポンサーの明治地所・社長さん。
プロメンズは、湘南・茅ヶ崎からエントリーの鈴木サーフィン一族の息子・剛君が見事優勝!!皆さん、素晴らしいクラシックなスタイルでライディングを披露されていました。おめでとうございます!!
今回、唯一試合に出場された、大御所の川井さんにスペシャルな賞が贈られました!!
最後にレジェンドクラス優勝はやはり未だ現役といっても過言ではない石塚プロ。そして2位に60を過ぎてもスタイリッシュなライディングを披露していた”マメ”増田さん。そして3位は平野兄弟の弟・杉さん。そしてなんと筆者・松尾が4位に入賞。自分は論外の最下位だと思っていただけにビックリしました。
マメさんと記念ショット
嵐の中で行われたましたが、無事終了したビッグイベント 52th MAOBOROYAL KJ CUP 2019。
多くの選手が参加し、多くの観客で賑わった大会でした!!
選手の皆さん、ジャッジ並びに関係役員スタッフの皆さん、ビショ濡れになりながらお疲れ様でした。
MABOROYALオフィシャルサイト:http://maboroyal.net/
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