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はじめてのバンダアチェ・後編〜 Banda Aceh Surf Trip 〜

坂本さん、のぶさんがスティするロスメンへ移動完了!

 

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庭が広く静かなロスメンです。
一泊25000ルピー(2500円)

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ベッドも広く、エアコンも完備。一人で快適に過ごせた部屋。

 

 

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今気がついたけれど、ベッドの下の写真なんなの???笑

 

 

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これから延長した5日間をこの3人で、過ごす。イェイ!!!
5日間延長した理由は、2つ。

 

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ひとつは、18歳からのサーフィン仲間、坂本昇との生活。
坂本さんとは1980年代のノースショアDOVE HOUSE以来のサーフトリップ。彼は何年か今はなきハワイのDOVE HOUSEに通い続けながら、ノースショアアタックを繰り返していた。今も現役バリバリのDOVEのライダーである。

 

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その当時の↑坂本さん(DOVE 20th ANNIVERSARY ISSUE 『END OF STORY』より)

 

もうひとつは、波が上がるという情報が入ってきたためである。

 

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しかし、肝心な波がない・・・

 

 

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毎日チェックに行くも腰腹。

 

 

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うーん・・・・

 

 

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波がない・・・笑

 

 

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あまりに波がないので、のぶさんの提案で、暗いうちから出発し、2時間走りポイントを移動。

 

 

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のぶさんは、2年前この島の横でブレイクするライトの波を当てたらしい。

 

 

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ところがどっこい、波はなかった・・・
ナシゴレンを食べながら落ち込むのぶさん・・・笑

 

 

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波がないので、町を散策。
とても美味しそうな干物を発見。

 

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このたこの干物を購入。
日本のくさやのような味と香りで、癖になるような味わい、美味しくいただきました。

 

 

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バンダアチェの町は、とにかく牛が多かった。
道路を歩く牛。昔のBALIを思い出した。

 

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いけてるフォルクスワーゲンを発見し、思わず、パチリ。

 

 

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ロスメンに戻りコーヒータイム。
のぶさんはいつも美味しくコーヒーを淹れてくれる。

 

 

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世界一高級なコーヒー「コピ・ルアック」をいただく、贅沢な時間。

 

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「おいち〜!!!!」

 

 

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懲りずに毎日波をチェックに行くも波はない・・・
とうとう明日帰国の日となってしまった。

 

 

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それでもお腹は減る。
3人でのランチは日課となり、おいしいアボカドジュースも毎日。

 

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あまりに波がないので、坂本さんのYOGAの技を見る。

 

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坂本さん、死ぬまで健康。恐ろしき・・・笑
今まだインドネシアにいる坂本さんが、納得のいくチューブを決められた時に、この時の動画をどこかで見ることができるしょう。お楽しみに。

 

坂本さんは、混雑するノースショアを捨て、今は1月から6月をBALIで過ごし、残りは八丈島で過ごしている。人生をかけて波乗りをしている俺の尊敬できる仲間の一人。

 

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帰る日の朝。
諦め気分でビーチへ向かうと数人のローカルが「波が上がってるぞ!」と声をかけてくる。

 

 

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ポイントに着くと1ラウンド終えた坂本さんと遭遇。

 

坂本さんはいつも頭の上にボードを載せている。バランス感覚が崩れないように頭に載せて歩いているようだ。片手でボードを持つ俺に「おまえ片手に持つとバランスが崩れるから、頭に乗せろ」と言っていたが、俺には無理。笑

 

一緒に波をチェック。
波を見てびっくり。4〜5fのレギュラーの波が綺麗に割れていた。
久々に心臓が震えた。

 

坂本さんは、すぐ戻るからとボードを変えにロスメンへ戻った。

 

俺はすぐにパドルアウト。

 

7〜8人のサーファーが入っていた。何本かテイクオフしたが、人が邪魔。すると坂本さんがサングラスをかけて、ラインナップに戻ってきた。俺に近寄り、耳元で「おい、おまえ俺に日本語で話しかけるなよ」と言われるも、「俺は日本語しかできないよ〜」と返す。笑

「いいか、セットが来たら、俺がブロックするから俺の前から乗っていけ!」と言われた。

そしてこの波。

 

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待ちに待った頭オーバーの波をゲット。超ストーク。

 

「坂本さん、ありがとう!!!!!!!涙」

これで帰れる。
パドルで戻るなか、かんきわまった俺は、自然と大声が出ていた。「イエ〜〜〜イ!!!」
ビーチにたどり着くとラインナップにむかい、頭を下げ無事波乗りを終えたことに感謝した。

 

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お世話になったロスメンで、みんなでパチリ。
ありがとう〜!

 

 

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スルタン・イスカンダル・ムダ空港をあとにし、ジャカルタ国際空港で、生ビンタン。
疲れた体にしみる・・・。バグース!!!!

 

 

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波のない日々の時間を坂本さん、のぶさんと過ごせたことがとても刺激的で、より最後の1本が神がかった波に感じた。久しぶりに新鮮なサーフトリップができたことに改めて感謝する。

 

延長した5日間は至福の時となった。

 

 

 

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