2017.04.11 | Kota Banda Aceh バンダアチェ
坂本さん、のぶさんがスティするロスメンへ移動完了!
庭が広く静かなロスメンです。
一泊25000ルピー(2500円)
ベッドも広く、エアコンも完備。一人で快適に過ごせた部屋。
今気がついたけれど、ベッドの下の写真なんなの???笑
これから延長した5日間をこの3人で、過ごす。イェイ!!!
5日間延長した理由は、2つ。
ひとつは、18歳からのサーフィン仲間、坂本昇との生活。
坂本さんとは1980年代のノースショアDOVE HOUSE以来のサーフトリップ。彼は何年か今はなきハワイのDOVE HOUSEに通い続けながら、ノースショアアタックを繰り返していた。今も現役バリバリのDOVEのライダーである。
その当時の↑坂本さん(DOVE 20th ANNIVERSARY ISSUE 『END OF STORY』より)
もうひとつは、波が上がるという情報が入ってきたためである。
しかし、肝心な波がない・・・
毎日チェックに行くも腰腹。
うーん・・・・
波がない・・・笑
あまりに波がないので、のぶさんの提案で、暗いうちから出発し、2時間走りポイントを移動。
のぶさんは、2年前この島の横でブレイクするライトの波を当てたらしい。
ところがどっこい、波はなかった・・・
ナシゴレンを食べながら落ち込むのぶさん・・・笑
波がないので、町を散策。
とても美味しそうな干物を発見。
このたこの干物を購入。
日本のくさやのような味と香りで、癖になるような味わい、美味しくいただきました。
バンダアチェの町は、とにかく牛が多かった。
道路を歩く牛。昔のBALIを思い出した。
いけてるフォルクスワーゲンを発見し、思わず、パチリ。
ロスメンに戻りコーヒータイム。
のぶさんはいつも美味しくコーヒーを淹れてくれる。
世界一高級なコーヒー「コピ・ルアック」をいただく、贅沢な時間。
「おいち〜!!!!」
懲りずに毎日波をチェックに行くも波はない・・・
とうとう明日帰国の日となってしまった。
それでもお腹は減る。
3人でのランチは日課となり、おいしいアボカドジュースも毎日。
あまりに波がないので、坂本さんのYOGAの技を見る。
坂本さん、死ぬまで健康。恐ろしき・・・笑
今まだインドネシアにいる坂本さんが、納得のいくチューブを決められた時に、この時の動画をどこかで見ることができるしょう。お楽しみに。
坂本さんは、混雑するノースショアを捨て、今は1月から6月をBALIで過ごし、残りは八丈島で過ごしている。人生をかけて波乗りをしている俺の尊敬できる仲間の一人。
帰る日の朝。
諦め気分でビーチへ向かうと数人のローカルが「波が上がってるぞ!」と声をかけてくる。
ポイントに着くと1ラウンド終えた坂本さんと遭遇。
坂本さんはいつも頭の上にボードを載せている。バランス感覚が崩れないように頭に載せて歩いているようだ。片手でボードを持つ俺に「おまえ片手に持つとバランスが崩れるから、頭に乗せろ」と言っていたが、俺には無理。笑
一緒に波をチェック。
波を見てびっくり。4〜5fのレギュラーの波が綺麗に割れていた。
久々に心臓が震えた。
坂本さんは、すぐ戻るからとボードを変えにロスメンへ戻った。
俺はすぐにパドルアウト。
7〜8人のサーファーが入っていた。何本かテイクオフしたが、人が邪魔。すると坂本さんがサングラスをかけて、ラインナップに戻ってきた。俺に近寄り、耳元で「おい、おまえ俺に日本語で話しかけるなよ」と言われるも、「俺は日本語しかできないよ〜」と返す。笑
「いいか、セットが来たら、俺がブロックするから俺の前から乗っていけ!」と言われた。
そしてこの波。
待ちに待った頭オーバーの波をゲット。超ストーク。
「坂本さん、ありがとう!!!!!!!涙」
これで帰れる。
パドルで戻るなか、かんきわまった俺は、自然と大声が出ていた。「イエ〜〜〜イ!!!」
ビーチにたどり着くとラインナップにむかい、頭を下げ無事波乗りを終えたことに感謝した。
お世話になったロスメンで、みんなでパチリ。
ありがとう〜!
スルタン・イスカンダル・ムダ空港をあとにし、ジャカルタ国際空港で、生ビンタン。
疲れた体にしみる・・・。バグース!!!!
波のない日々の時間を坂本さん、のぶさんと過ごせたことがとても刺激的で、より最後の1本が神がかった波に感じた。久しぶりに新鮮なサーフトリップができたことに改めて感謝する。
延長した5日間は至福の時となった。
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