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2019.04.26 | 対談記事

DOVE BLOG

脇田貴之プロ・インタビュー / 第1話・2018-19 冬のノースショアを振り返って

脇田貴之インタビュー / 第1話・2018-19 冬のノースショアを振り返って

DOVE : 脇田君 お帰りなさい。

脇田プロ:どうもありがとうございます。

DOVE : 今シーズンのノースショアはどうでしたか?

脇田プロ:今シーズンは振り返ると、結構人に寄ってはある時期しか居ない人は最悪のシーズンだなって言う人も居るんですけど、やっぱ1シーズン僕は初めから最後まで居て、なんだかんだ言って結構いいシーズンでしたね。パイプラインにとっては・・・

Takayuki Wakita / Pipeline. Photo: Mitsuteru Kamio

DOVE : 脇田君はシーズン滞在中ずっとやり続けてきたし、ワキタピークの名の通りパイプラインに命賭けてますからね。あと、ワイメアは結局エディーアイカウは行われなく残念でしたね。

脇田プロ:ワイメアはそんなに立たなかったですけど、でも11月の終わりとかにはクローズアウトしましたし、あとは1月にも何回か有りましたし、この前確か3月にもワイメアが立ったんですよ。それはそんな20フィートとか行かなかったですけど、でも18フィートくらい有りました。

Takayuki Wakita / Wimea 2018-19. Photo: Naoya Kimoto

DOVE : じゃあワイメアは、その3月が最後なんですね?

脇田プロ:僕はその時、久々のワイメアで人も混んでたし、自分的には仕事もあってチョット出遅れて、あの日だけは自分が思ったようにチャージは出来なかったですね。

DOVE : そうですか。やっぱ上手くいかない時もあるんですね?

脇田プロ:でも色々学べることもあって、毎回、ワイメアもパイプラインもそうなんですけど、30年やってても毎回入る度にまた学ぶんですよ。今シーズンで、ある時にタマヨ・ペリーって言う、僕がちょうどパイプラインで始めた1988年か89年・・・

続きは生の声をお聴きください ↓

話の続き ↓

DOVE : 日本では考えられないですね。

脇田プロ:それがWCTですよ!!笑

DOVE : 過去にCTで活躍した人だし、それに加えナンバーワン・ヘビーロコだからですかね。

脇田プロ:一応、今となっては、常に入っているレギュラーメンバーっているじゃないですか、その中で最年長がマイケルさんで、次にデレックさん、そして僕が3番目なんです。あとは全部僕より若いメンバーですから。

DOVE : 長い年月が経っている証拠ですね。

脇田プロ:たまにアウターアイランドのハワイ島やカウアイ島から来る人で、僕よりちょっと上の人はいますけど・・・

DOVE : その中にいる脇田君は凄いですけどね!!だって、この前 WQSの試合で、紗良ちゃんのヒート中にコメンテーターが、パイプラインでの脇田君のことを絶賛しているのを聞くと、凄くリスペクトされているんだなぁ~って感じます。

脇田プロ:ありがとうございます。それは本当のこと言うと、やっぱりこうやってDOVEがずっと僕のことをサポートしてくれて、戸倉さんにもずっと育てて頂いて、それが有るからやってこれてるので、本当そのお陰なんですよ!!

DOVE : ハワイへ通い始めて30年以上のお付き合いですからね!!

脇田プロ:で、おまけにパイプラインスーツ(プロテクタースーツ)を改良して貰って、もうここ10何年以上着てますし、今シーズンのワイメアで、今までは外にパットが入っているスーツだったんですが、今シーズンからビッグウェーブスーツを作ってもらったんですよ。ウェットの内側に埋め込んでいるやつの長袖半ズボンのロングスリーブスプリングスーツです。

PROTECTOR SUITS : https://dovewet.com/about-protector/

DOVE : 進化したスーツですね。で効果はどうなんですか?

以下、生の声をお聴きください ↓

話の続き ↓

脇田プロ:本当、DOVEの戸倉さんのお陰なんですよ。

DOVE : その声はきっと戸倉さんも喜ばれると思いますよ!!

脇田プロ:本当それが現実なので・・・

DOVE : 2016年でしたか、久々に戸倉さんがVOLCOMパイプコンテストとエディーアイカウを見に行ったじゃない。Mr.Tokura & Wakita /VolcomPipe Pro2016. Photo: Naoya Kimoto

DOVE : 結局エディーは見ることができなかったけど、パイプの試合とワイメアが上がった時のセッションをライブで見られて、脇田君を始め地元ハワイアン・ライダーのルーク・シェパードソンやマカイ・マクナマラらがプロテクタースーツを着てチャージしていた姿を見て、帰ってから聞いた話だけど、ほんと行って良かったよ~!俺のやってきたことは間違いなかったって言われてたんですよ。

Landon Mcnamara / Waimea 2016. Photo: Yasumori Takura

脇田プロ:嬉しいです!!嬉しいです!!そう言って貰えると嬉しいです!!

DOVE : 僕が聞いた話の口調から、生のライブを見れて相当感動されてたと思います。

脇田プロ:それを言っちゃったらはっきり言って、DOVEハウスの頃から、戸倉さんがどれだけあそこで色々こうやって、ハワイアンをテイクケアして、そっからの繋がりがある訳じゃないですか~。

DOVE House. Kenui-Rord.59-343 / 1980~1087

DOVE : そうなんですよね。

脇田プロ:それをやっぱりこのまま受け継いでいけているって言う、僕的にはやっぱ気持ちを持ってやっているので、それが無かったら絶対ここまで僕は出来てないって思うので、本当に戸倉さんがそれをやってきてくれてたお陰なんですよね。

DOVE : ルーツですね!!

脇田プロ:だって今のエフカイビーチのただの芝生のあそこにダブハウスの家が有ったなんて・・・僕そこに行った事ないので、僕がダブハウスの時は、もう既にクイリマだったんですよ。

DOVE House 跡地 / Photo: 旅の達人Blog

DOVE : そっか~。じゃあ行った事ないんだね?

脇田プロ:そうなんですよ!!どんな感じだったんだろうって思って・・・

DOVE : 当時は博道さんをはじめ、蛸さん、マメさん、中さん、孝男さん、今須さんらが居て、デカくなると夜はド~んっと地響きと共に窓がカタカタ鳴るのよ。みんなソワソワしてるし・・・

脇田プロ:それがビーチフロントなんですね~。

DOVE : 俺なんか下っ端であの波に乗れないから、そりゃー怖くて寝れないし、朝起きて俺はコーヒ片手に部屋とチェックするビーチ沿いのウッドデッキを何度も行ったり来たりしてアタフタしてましたよ!!ゴーする人は波見ながらワックスをカリカリ塗ってスタンバイだし・・・

脇田プロ:判りますよ!!

DOVE : 俺は、とにかく怖かったなぁ・・・笑

脇田プロ:僕も最初は一緒ですよ!!葛藤ですよね。変な波を見ちゃったらいろんなこと考えるので、何も考えないで行っちゃった方が良かったり・・・悩んで入って結局判らされて板折って後悔したり、一日中座って悩んで結局入れなかったり、何やってんだみたいな。

DOVE : そう言えば去年上映された “WAKITA PEAK” は凄かったけど、あれ以上の凄いシチュエーションなんていっぱい有ったでしょう?!もっと深いエピソードとか。

脇田プロ:有りましたね!!あの時より凄いパイプラインなんて有りますから。撮影が3ヶ月間だけだったので全然有りますよ!!

DOVE : あと映画の中での親子のやり取りも素の脇田君を見れて凄く良かったと思います。

“WAKITA PEAK” AD.

脇田プロ:いやぁ~あれは恥ずかしかったです。あれ撮ったの4~5年前だったんで、あの頃から見れば泰地も紗良もすごい成長したなって思います。

DOVE : 今年の泰地君のパイプとワイメアのチャージは凄かったし目を見張る程ヤバかったし、紗良ちゃんは 今年のWQSで大活躍で出足好調だし、最高ですね!!で、二人についてお話を是非聞きたいですね!!

この続きは、脇田貴之プロ・インタビュー ・第2話 / 息子・泰地の成長(今と昔)

余談ですが、ゴールデンウィークの今週末29日から、WQS 6,000 Ichinomiya Chiba Pro Open が行われ、脇田プロが解説者として現地入りします。

試合観戦へ行けない家でお休みの方、サーフトリップ中の方、仕事の合間に是非ご覧になってください!!

https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/3018/ichinomiya-chiba-open

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