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2024.06.21 | FACTORY

DOVE BLOG

職人による商品紹介!「MAD TAILOR model」

DOVE SURFING WETSUITSのフラッグシップモデル「MAD TAILOR」を「職人ならではの視点」からご紹介します!


ウェットスーツ製造を根本から見直し、テキスタイルの一流デザイナーTAISHI NOBUKUNIとのコラボにより生まれた新時代のウェットスーツ「MAD TAILOR」。

その最大の特徴は、今までにはない「系統だったテキスタイル理論」を取り入れたウェットスーツであること

これまでのウェットスーツは、職人の経験やアイデアを形にしていくことで作られていました。
「ここはこんな風にしたらあんな風になるのではないか?」
「よし!やってみよう!ダメなら別の手を考えよう」
という感じです。

しかしMAD TAILOR modelでは、作り込みの段階から被服学という認識や科学を存在させることで、これまでとは一線を画すウェットスーツが生まれました。
つまり「最高峰のウェットスーツ」であることに「確固たる根拠」があるのです!

・緻密に計算された立体感は肩などの可動域を広げパドリングの負担を軽減。

これまでのウェットスーツ(主に既製品など)は前後の平坦なパーツを組み合わせていました。最も簡単に作ろうとすれば、胸側(前身)と背中側(後身)は5つのパーツでも形になります。しかしMAD TAILOR modelでは倍以上の11のパーツで構成されています。これらのパーツの組み合わせにより、サーフィンをしている状態に近い形状で体全体を立体的にすることで、ストレスを軽減させることに成功。肋骨周りにゆとりを持たせ、可動域を広げる型紙にしたことによりパドリングの負荷を減らしました。

・上半身に自然なゆとりを持たせることで、胸部へのストレスを軽減し呼吸改善を実現。

呼吸が苦しくなると身体全体へ酸素が行きわたらなくなり、筋肉の疲労にもつながります。胸周りにゆとりを持たせることにより肩などの可動域が広がるだけではなく、胸部を立体的にすることにより呼吸が楽になり疲れにくくなります。ただ単にゆとりを持たせるだけであれば、大きく作れば良いだけなので難しくはありません。しかし私たちが求めたのは「自然なゆとり」。サイズの合っていないガバガバなウェットスーツではないのです。ブログ「ウェットスーツ職人の技 貼り編」でも触れていますが、MAD TAILOR modelでは随所に「ダーツ」があります。ダーツとは、平面なものを立体化させるためのカッティングです。

これはMAD TAILOR modelの背中のパーツですが、どの線も「真っ直ぐに合わさる線」ではなく「隙間」があります。この隙間が平らな生地を立体化させ「自然なゆとり」を生むのです。

・立体裁断により生み出される人体の曲線に沿った自然な曲線が、下半身の動きを改善。

ふくらはぎなどのボリュームや膝のカーブ、お尻部分の自然なカーブにそった型紙で仕立てることにより、テイクオフ時の動きをスムーズにすることができました。テイクオフと同時にストレスなく足が出て、早いテイクオフをすることが可能となります。

・リニューアルされたMAD TAILOR model専用ロゴ。

今季よりTAISHI NOBUKUNI氏によるデザインの「鳩」をモチーフにしたマークにリニューアルしました。

背面にもMAD TAILOR model専用D-logoが入ります。

 

・生地にはMAD TAILOR model専用ハイエンドマテリアルをご用意。
春夏「SP1」特殊ナイロン中空糸を使用し、超軽量・高伸縮・保温性の高いMX7の特徴をそのままに起毛感を出し、水切れの良さも追求。伸縮性も併せ持つ「MAD TAILOR」専用ハイエンドマテリアル。

秋冬「SP2」生地の伸縮により発熱する「伸張発熱糸」をベースに水分を吸収して発熱する「吸湿発熱糸」。熱を蓄える「蓄熱ポリエステルカーボン糸」。消臭効果がある「消臭機能糸」とジャージを構成する全ての素材に高機能糸を贅沢に使用。贅の限りを尽くした「MAD TAILOR」専用ハイエンドマテリアル。

上記の専用マテリアル以外にも、保温性・ストレッチ性に優れ、しなやかな着心地と速乾性に優れたオールシーズン対応のプレミアムショートパイルマテリアル「LX」。裏側には特殊加工で糸に膨らみを持たせ空気を取り込む構造で、保温性能が有りながらハイストレッチな特殊ジャージを使用したオールジャージ専用新素材「FIBER FLEX」も選択可能です。

 
MAD TAILOR modelの特徴をまとめると・・・。
・呼吸が楽になり疲れにくい
・パドルがしやすい
・テイクオフ時の足がスーッと出る

TAISHI NOBUKUNIのテーラーリングの特徴であるダーツ・縦割りのカッティングにより生まれた「ふわっと包み込まれる着心地」と言う言葉がぴったり当てはまる、これまでのウェットスーツの概念を覆す至極の一着。それがDOVE SURFING WETSUITSのフラッグシップモデル、MAD TAILOR modelです。

MAD TAILOR開発ストーリはこちら
各モデルの特徴はこちら
動画によるMAD TAILOR modleの紹介もご覧ください!

 

MAD TAILOR model着用PRO SURFER  関口真央のコメント
「制限された感じがなく、胸や肩などが楽で動きがスムーズです。着た感じが楽なので、長い時間サーフィンをしても疲れにくいですね。前に出るように設計された膝も好きですが、特に膝を曲げた時の負担の違いは他のモデルとは全然違いますね。REGULAR MODLEも着ていますが、MAD TAILOR専用生地は劣化が少なく一年経っても柔らかいまま。長く着て、時間が経てば経つほどに「質の違い」を感じるウェットスーツです。」


PRO SURFER / 関口真央
宮崎県の金ヶ浜でサーフィンをはじめ19歳からPRO SURFERとして活躍。
小さい頃からDOVEのウェットスーツを着用。コンペティションからコーチングまで活動の幅を広げている。

今年の3月から地元金ヶ浜にサーフィンスクール・レッスン「AZURAY」をオープン。
プロサーファーならではのレッスンと最高のロケーションでサーフィン体験ができます。

AZURAY
https://www.azuray.jp/

Instagram
https://www.instagram.com/masahiro___sekiguchi/

DOVE SURFING WETSUITSオフィシャルサイトにて、ネットオーダーも可能です。
MAD TAILOR modelのオーダーはこちら
ネットオーダーの方法についてはこちらのブログ「ウェットスーツのオーダー方法を解説!」をご一読いただき、ぜひご利用ください。

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