WSL QS6,000 Ichinomiya Chiba Open / Women’s ファイナルデイ
先ずは Women’s セミファイナルの結果
ヒート1、 DOVEライダーの黒川日菜子選手 VS Karelle Poppke の対戦
左右に別れてのヒートスタート。
右側にポジショニングした黒川選手は数本掴むが4点台と点が伸ばせない中、左側で Karelle 選手が6点台を2本決める展開。
Karelle選手が出した点を聞いてなのか黒川選手も左に移動するが、中々良い波が入って来ず時間が過ぎていった。
終始、日菜子選手は良い波を掴む事が出来ずジ・エンド。
昨日までのキレあるライディングが発揮できなかった・・・残念!
そしてヒート2、松田シノ選手 VS 橋本レン選手の戦い。
サイズの有る良い波が中々入らず時間が過ぎ1本目に5点台を出した松田選手がリード。
そして、橋本選手が4点台を2本出し逆転する・・・
後半、幻と言えるこの日一番の形の良い波をゲットした松田選手が8.50を叩き出し、大きく引き離した。
橋本選手も最後の波で6点を出すが、ここで終了のホーンが鳴った。
そして松田選手が、見事ファイナル進出を決めた。
続いてグロムディビジョンのセミファイナルが行われ、本日メインイベントのウィメンズ・ファイナルがスタート。
波のコンディションはインサイド寄りのイマイチなブレイクで時間過ぎていく中、Karelle 選手は数多くキャッチするがショートライドと点が伸びない展開。一方の松田選手も4点台を出しリードするが、じっくり待った末に来た良い波に乗り 8.57 のグッドスコアーを叩き出した。
そして、ゆっくりとKarelle選手の近くに寄るが、落ち着いたポジショニングで時間が過ぎていく・・・
そして残り数分、Karelle 選手は焦っているせいか、良い波・良いライディングができず遂に終了のホーンが鳴った。
そして見事、松田シノ選手が見事優勝を果たしました。
日本で開催の海外選手が多く参加した大会で、日本人選手が優勝すると言う嬉しい結果でした。
続いてグロム(Under 12)のファイナルが行われました。
優勝は、地元出身のイワミ・テンシくんがキレのあるライディングで 7.60 点をだし、極め付けに大人顔負けの素晴らしい技のライディングの9.50を出し見事優勝を果たしました。
Tenshi Iwami / From Live mov
アンダー12歳と言う小さな体をしたキッズの素晴らしいライディングを観ましたが、近い将来、世界に通用するサーファーが出てくるのではないだろうか?!
そして最後に、ウィメンズはビッグハック(1発の一番すごい技を決めたライディング)の試合が行われ、地元のナカシオ・カナ選手が約10万円の賞金を手にしました。
続いてメンズは、エアーショーでブラジル出身のヘイター・アルヴェスが優勝し、ボーナスマネーを手にしました。
そして先ほど表彰式が行われ無事 QS 6,000 ichinomiya Chiba Open が終了しました。
最後に、もう一つのビッグコンテスト・WCT #5 Corona Bali Protected がバリ島・クラマスにて本日からスタート。
今日のクラマスポイントは、朝一番かなりサイズある凄い波でラウンド1が行われています。
ライブ時間は日本と然程変わらない昼間に観れるので、是非チェックして観てください。
LIVE : http://www.worldsurfleague.com/posts/327669/its-on-day-one-of-the-corona-bali-protected
また、今回のCT戦このクラマスの試合後に、今年4月に行われたウェスタンオーストラリアの#3 Margaret River Proは、サメ騒動で途中キャンセルされましたが、なんとウルワツで再試合が行われます!!
1980年に初めてウルワツでOM-BALIと言う国際大会が行われ、38年振りにここウルワツで開催される貴重な試合です。
なんとその80年に行われた試合に日本代表ジャッジとして、戸倉会長が招待された大会でした。
この模様もライブ配信されると思いますので、是非ご覧になってください。
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