今日はクリスマスイブ!!街ではクリスマスSong が鳴り響き、ネオン街では忘年会とワイワイ・ガヤガヤと盛り上り、ほろ酔いの方もいればベロベロの方、肩を寄り添い歩いているカップルなど彼方此方で見られますが、皆さまいかがお過ごしですか?!飲み過ぎには注意しましょう!!
さて、先日ブログにて紹介しました、Billabong Pipe Masters 本戦への切符を賭け、日本人唯一のDOVEライダー脇田貴之プロが、ロコトライアルに出場したストーリーの後編です。
WSL #11 Billabong Pipe Master Trial Round・Takayuki Wakita Story #2 by Naoya Kimoto
前回はクォーターファイナルラウンドのヒート1、1本目は底掘れの波にテイクオフを試みるがワイプアウト。
そして、2本目はややサイズの無い形良い波を掴みチューブに入るが少し浅めになってしまいフィニッシュはフローターを決めるも1.77ポイントとスコアが伸びず4位のままでした。
そしてここからが本日の後編ストーリー。
他選手の奥側にポジションを取り3本目のテイクオフ。
チューブにプルインしクローズアウトセクションを上手くかわし、見事にメイク(4.10 Point)。/ 31 Sequense
この一本がヒートベストのスコアーを出し、見事1位でセミファイナルへと駒を進めた!!
同ヒートに出場したビッグウェーバーとして超有名な2位のイアン・ウォルシュとお互いを讃え合うシーン。
笑顔のトップ通過した脇田プロ。絵になるショットです!!
この後の勝利者インタビューで、コメンテーターの第一声は、誕生日おめでとうタカユキ・ワキタの言葉が・・・そう丁度この日は脇田プロの誕生日なのでした!!
また、インタビューのコメントもハワイアン・イングリッシュで、脇田プロは、この試合に招待されるなんて光栄です!!他いろんなコメントで謙虚な姿勢の感謝の言葉が印象的でした。さすが脇田プロ!!カッコいい男!!日本の誇りです。
ヒート結果残念なことに、DOVEチームメイトのマカイ・マクナメラ選手は惜しくも3位で敗退してしまった。
そしてセミファイナル・ヒート1。
クォーターで1位だったので、レッドジャージを着けての出場。
風のコンディションはサイドウィンドウでややバラつき気味だが、サイズアップ。掴み難い波でスタート。
オープニングライドでは良くない波にテイクオフし直ぐプルアウト。(0.30Point)
続く2本目もワイドブレイクな波にテイクオフしてアイランドプルアウト。(0.77Point)
脇田プロにとって申し分ない波のサイズになってきたところで3本目。
しかしこの波もレイトドロップでテイクオフのみになってしまった。(0.63 point) / 17 Sequense
コメンテーターもこの瞬間、ワォー凄いドロップだと言ってました。
そして残り2分を切ったところで、4本目のテイクオフ。
テイクオフしたピークからのレイトドロップをメイクしプルインするが、無情にもクローズアウトとなりアイランドプルアウトを余儀なくされ、これが最後の波となり終了のホーンが鳴った。(0.67 Point) / 29 Sequense
最後の4枚を見れば解る通り、アイランドプルアウトの基本と言えるカールの裏側に飛び出し難を逃れることは沢山の経験からなせる技でもあります。
このセミファイナルは、チューブをメイクする事ができず、本当に残念でした。
ビーチに上がって来た時に戦った選手との讃え合う姿は、脇田プロが如何に尊敬されているかが伺える。
負けてしまったセミファイナルだが、シャカサインで笑顔で応える脇田プロ。このうえない挨拶のサインです!!
後もう一歩だったセミファイナル。
しかし、ここパイプラインにWAKITAありを証明していることは言うまでもなく、世界最高峰でのコンテストに出場できる日本人選手として、感動と興奮の瞬間でもあった。
私たちは、彼に尊敬の念を表すると共に感動をありがとうと言いたい。
脇田プロお疲れ様でした。
まだまだ、ウィンターノースショアは続き、年明けからはあのジャイアントウェーブのワイメアで行われる、エディーアイカウメモリアルコンテストが待っています。
その試合に脇田プロが招待されているので、楽しみにしています!!
そして最後に、これらの感動する写真を撮り納め送っていただいた木本氏に感謝します。
ありがとうございました。