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2019.04.21 | 対談記事

DOVE BLOG

インタビュー / 阿久戸 秀高さん (STANDARD CALIFORNIA)# 2/2

DOVEに携わる様々な業界の著名な方々をインタビューする企画。

東京・恵比寿でスタンダードカリフォルニア・アパレルブランドを経営する阿久戸秀高さんのインタビュー の続きです。

 

インタビュー / 阿久戸 秀高さん(STANDARD CLIFORNIA) #2/2

DOVE:また波乗りの話に戻りますが、このテーブルの上の写真の頃のことを教えてください?

阿久戸氏:この写真は大学2年か3年時ですかね。DOVEすごいカラフルな色のウェットですね!!確かカラースキンが出た頃の・・・

阿久戸氏:そう白のカラースキンで、普通白のジャージだと汚れるから、スキンだったんでその辺は大丈夫だったし、かっこいいから皆んな作ったんです。ただ、生地がスゲェ硬かったんですよね!笑。あとは、スキンなのでツルツルだからプリントロゴが剥がれちゃったり・・・

DOVE私も覚えています!笑。この当時の写真を見て今じゃ考えられないけど、派手なカラーの組み合わせが流行っていて凄かったですね。

89年・合宿にて@大磯(写真にプリントされている年は89年。なんとも派手なカラーを使ったウェットでその時代が伺えます)

DOVE リバイバルで出しましょうか?笑

阿久戸氏:いま特にファション業界は80年ー90年代ノリなんで、今こういうの出したら面白いと思いますよ。売れないとは思うんだけど、そういうアプローチをDOVEはしてるなぁっていうことは面白いかなって。ライダーで似合いそうな人に着せるのもアリかなって思います。

DOVE 色はちょっとアレですけど、カッティングなんかリバイバルで取り入れて、少しそのカラーを入れるとか。

阿久戸氏:如何に人と違う物を作るとこがいいかと・・・面白そうですね。笑

DOVE逸れますが、まぁ阿久戸くん、イケメンですね!!笑・・・

DOVEところで長年DOVEを着られている中で、戸倉会長との何かエピソードみたいなのはありますか?

阿久戸氏:ずっと着ていたDOVEですが、雑誌等でしかお目に掛かかれていない戸倉さんと初めてお話しさせて頂いたのが約20年くらい前だと思います。記憶には戸倉さんが丁度スノーボードを始められた頃、先ほどお話したインポートの会社で取扱っていた車に付けるキャリアが欲しいと言うことで、確かうちで扱っていたバインディングも柔らかくて良いと言うことで、合わせて送らさせて頂いたと思います。その依頼でのお礼の電話をいただき、そう沢山はありませんが、たまに、どうだ~って声をかけられお話しする機会が増えました。また、このお店にも遊びにいらしたことがあります。僕にとっては店に来て頂いただけで最高!みたいな感じですかね。

阿久戸氏:あともう一つは、ご迷惑をおかけした事があって、DOVEのカタログモデルの依頼でうちのスタッフがやったんですが、出す前にそのスタッフが辞めちゃって、お詫びの電話を掛け、撮影し直す為の費用をうちが出しますっていったら、そんなの大丈夫だからって気を使っていただき食事に誘っていただいたんですね。そして戸倉さんから全然気にするな~って言われ、迷惑掛けたのにご馳走までしていただき、寛大な戸倉さんに本当申し訳なかったなぁ~って思います。それまでスノー関連の仕事は精通していましたが、サーフィン業界とは全く縁が無かった自分に声を掛けていただき広がって行ったことを思うと、本当失礼なことしたなって落ち込みましたね。でも、そのお陰でいろんな方とご縁も出来、とにかく感謝しかないですね。

DOVE阿久戸さんは現在、ダブのどのタイプを着ていますか? イチオシのチェストジップは着ていますか?

阿久戸氏:前にあった硬いジップのやつは着た事がありますが、今のチェストジップは着ていません。クラシックモデルのバックジップとノンジップです。特にスタイル的なことで言えばクラシックなバックジップがカッコいいなぁって思いますし好きです。

@鎌倉(着ているウェットはクラシック・ノンジップ・フルスーツ

阿久戸氏:特にスタイル的なことで言えばクラシックなバックジップがカッコいいなぁって思いますし好きです。(国内トリップ時のスナップショット:使用ウェットは、オールブラックのクラシック・バックジップ・フルスーツ

DOVE コイルジップも昔は物差しみたいな固いジップでしたが、今のは柔らかく水も入らないし良くなりましたよね。

阿久戸氏:着心地良くて、さすがDOVEだと思います。

DOVEファッション業界の阿久戸さんから見た、DOVEウェットについてお聞かせください。

阿久戸氏:僕らが求めているものは、例えばサーフした後に裏っ返しにするじゃないですか。それで、機能とかわかるんですけど、裏生地が赤だったりカラフルな色に抵抗があって単純に黒が理想です。どちらかと言うとダブのイメージはコンペティションのイメージが強いじゃないですか。で、僕らは全くコンペに興味がなくて、表には大きくマークを入れるんじゃなくて、小さく入れるか又は、以前パームグラフィックスの豊田さんとお話しした時にエンボスのDOVEの刻印が入っているのを、これいいよねって!それと誰かにそのウェットどこのですかって聞かれたら、表ではなくて裏っ返しの生地にさり気なくダブのマークが入っていて、実はダブなんだよって!よく見るとダブだったんだみたいな感じの方が嬉しいですよね。

(光の加減でクラシックロゴの刻印が見えるエンボスマーク)

DOVE 今若い方でも真っ黒なウェットを着た人が最近増えていますよね?

阿久戸氏:そうですね。今サーフィンの憧れみたいなカリフォルニアに向いてる人が多いと思うんですよ。特に上の方に住むサーファーはみんな絶対黒でカラフルなウェットを着ている人も居ないです。そういう憧れもあるかもしれないですね。

DOVE阿久戸さんは仕事柄カリフォルニアへよく行かれると思いますが、インスパイアされる何か感じたことをお聞かせください。

@California

阿久戸氏:だいぶ落ち着いてきたけどカリフォルニアブームみたいのがあったじゃないですか。でもサーフカルチャーが北と南ではファッションも違って、南の方はどちらかと言うとホットロッド・ハーレー・スカルなどちょっとワルなイメージ?実際は話すといい奴だったりしますが、笑。で、北へ行くともうチョット大人で、シャツ着てスラックスに革靴履いて、ベスパに乗ってフルフェイスにロングボードをケツに挟んでビーチ来て、パッと着替えて入ってて超上手いんですよ!!まぁ中には有名なアーティストだったりするんですが・・・カッコいいんですよねぇ~。

DOVEなんでも上手いと様になりますね。

阿久戸氏:そうなんですよ。何年か前に続けてよくサンフランシスコに行ってたんですが、面白い話で、ローカルサーファーでアーティスト達は、グローブとヘッドキャップは被っていいと、ブーツは履くな!カッコ悪いからって、あとリーシュはするな、アレは犬の首輪に巻くもんだぞ!(笑)みたいな感じで言うんですよ。サンフランシスコのオーシャンビーチの冬はメッチャ水が冷たいんですよ。でもブーツは履くなって・・・

DOVE見た目重視っていうことですね。

阿久戸氏:見た目重視!!カッコいいとかじゃなくて、単にブーツ履いてるとカッコ悪いって言うんですよ(笑)。

DOVEまたそれがお洒落で上手い人が言うから・・・かな?日本では考えられないですね。

阿久戸氏:海にくる格好からもそう、全部がスタイルを打ち出してるって言うか、車も全員白のバンなんですよ。しかもフォードかシボレー、ダッジはカッコつけ過ぎ。アストロのバンとかで60年代や70年代のビンテージ・ロングボード積んできてブーツ無しで入るみたいな・・・またそれが超上手くって。有名な大御所アーティストのバリーマギーとか、海に入る回数とかもプロサーファー並みに毎日入っているし、スタイルは本当クラシックで乗り方がスタイリッシュでめっちゃカッコいいんですね。少しづつですが日本にも入りつつあるカルチャーですかね。中にはショートボードの上手い奴も居ますけど・・・

DOVEカリフォルニアカルチャーを私も観てみたいです。

DOVE最後に店内の壁あちこちにペイントされた絵は、どなたが描いたんですか?

エントランス横の壁一面に描いたピースマーク。by ジェフ・カンハム

阿久戸氏:この壁のスタンダードカリフォルニアのピースマークを描いてくれたのは、元々ハワイ出身でカリフォルニア在住のサーフィン誌でも働いていた事もあるジェフ・カンハムと言う方です。パタゴニアのグラフィックやジャック・ジョンソンのアルバムを手掛けるアーティストで、サーフィンもスゲェ上手いですよ。

DOVEアメリカから入ってくるものは日本に影響力がありますね。特にカリフォルニアのカルチャーはカッコいいです。

DOVE今日は色々と貴重な面白いお話をありがとうございました。

またいつかいろんなお話をお聞かせください。

阿久戸さんとスタッフの皆さん

今まで、ダブが培ってきたコンペやハードコアサーフの歴史に、こういったファッションの世界で活躍されているDOVEファンの方々とのコミュニケーションもすごく大事だと言うことを認識させられました。

阿久戸さん、お忙しい中お時間を作っていただきありがとうございました。

サイトで販売中のSTANDARD CALIFORNIAとのコラボTシャツは数量限定ばかりなのでお見逃しなく!

撮影場所:STANDARD CALIFORNIA / URL: https://www.standardcalifornia.com/

写真提供:阿久戸秀高

撮影:内多泰隆

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