2019年も最終日・大晦日、DOVEの本拠地・湘南は、南風の影響か?なんと20度位まで気温が上昇し非常に暖かい日となっており、異常な感覚となっています。
そして波は、乗り納めにふさわしい恵の波と言いたいところですが、朝イチのみオフショアですぐさま南西風のオンショアに変わり、ややジャンク気味。
夕方辺りにまた、オフショアの北風にシフトする予報なので、皆さんは乗り納めと言う事でスタンバイされているのではないでしょうか?
また、翌・新年早々の元旦初乗りまで波が残って欲しいと願いたいところです。
そして新年を迎える2020年は、いよいよ東京オリンピックが開催され、サーフィンの種目が初めて行われるサーファーにとって大きな盛り上がりを見せるでしょう?!凄く楽しみですね!!
さて、今年一年を振り返ると、いろんなドラマを Team DOVEクルーが見せてくれました。
先ず年が明けたウィンターシーズンのハワイでは、脇田貴之プロを筆頭に息子・泰地プロと妹の沙良プロ、地元出身の前田マヒナプロ、村上蓮、関口真央プロ、太田拓杜プロ、西村いちごプロ&兄のショウマ君、足立海世君らとレジェンド・ソウルライダーの中迫健吾・山本博成・小森隆志らのチャージする姿が、サーフィンフォトグラファーの木本直哉氏・神尾光輝氏が納めこのDOVEブログでも数々のショットをお伝えしました。
中でもバックドアシュートアウトに日本代表として出場した脇田泰地
彼のパイプチャージは、遂に開花したと言えるほどのビッグパイプを何本もメイクしました。
All Photo: Naoya Kimoto
今年もDOVEライダーらは現地入りし、数々のチャージを披露しており既に木本氏から3000枚以上ものシークエンスショットが送られていますので、年明けに紹介したいと思います。
そしてコンペシーンでは、宮崎出身の”マービー"こと関口真央プロが、2019年度 JPSA ファイナルランキングで15位とし、来年のトップシードにランクインしました!!
Photo: Ryota Matsushita
また、関口プロは今年めでたくゴールインし、なんと奥様のお腹に子供を授かり予定では今月末だったが、年明けになりそうとの事!!無事生まれることを願っています。
そして今年後半には、DOVEライダーの”マッチ”こと中山徳彦プロが新しいサーフボードブランドを立ち上げ、関口プロがライダーになりました。Masahiro Sekiguchi / Photo:@mame881 KAMUY Surf Boards HP
続いて最終ランキングを20位で終えた村上蓮プロ。
Photo: Kiyoshi Ogata
宮崎在住の緒形氏が制作した村上蓮プロの映像をご覧ください。
緒形さん、写真&映像提供ありがとうございました。
そして、蓮プロは今年成人式を迎えました。 Photo: Wav’y Surf School
来年のJPSA戦は、セカンドシードヒートにクレジットされます。さらなる上を目指し頑張って欲しいです!!
女子は、仙台出身の高橋みなとプロがランキング10位。
去年よりランクを落としての順位だけに、納得していないかと・・・
来年はぜひ上位を狙って頑張っていただきたい。
Minato Takahashi @Bali / Photo: Nobu Fuku
そして彼女は、オリンピック代表候補として奮闘し、テレビなどにも出演し多忙な年だったと思います。日本テレビ系列 news zero @ntvnewszero
そして、コンペシーンにて一番のトピックスはDOVEウィメンズライダー、前田マヒナ・脇田紗良の東京オリンピック代表候補に選出されたニュースとISAワールドサーフィングゲームス代表の出場でした。
Mahina Maeda /Photo: Mahina Maeda Instagram / 9th.Apr. DOVE blog
Sara Wakita / Photo: WSG・LOC ogakiyo
そして、WQS戦での活躍。
先ず前田マヒナプロは、中盤から上り調子で順位を上げていき最終ランキングは15位。Mahina Maeda / Photo: WSL / TOM BENNETT
そして脇田紗良プロは、前半好調な滑り出しでオーストラリアのQS3,000の試合で準優勝しクオリファイ圏内にいたが、後半うまく結果を出せず16位でフィニッシュ。
QS10,000ABANCA Galicia Classic Surf Pro @スペイン・9位
更に紗良プロは、WJCアジアチャンピオンシップで優勝Photo:SARA WAKITA Official HP
また、まだ年齢が17歳と若くWSLジュニアプロのワールドランキングが3位と好成績でフィニッシュ。
そして今年最後、世界転戦を共にした都築アムロ選手が来年のCT戦へクオリファイし歴史的快挙を成し遂げ他ビッグニュースもありました!!
マヒナ・紗良両選手は来年の飛躍へ大いに期待です!!
そして今年、台風スウェルが炸裂した記事をご覧になられたと思いますが、先ずは南紀のアウターリーフ・ハルカポイントでレジェンドライダーの堀口鉉気氏が毎年スコアするショットをシーズン初頭に紹介しました。
Genki Horiguchi / Photo: Chikako Horiguchi
今回、目の治療の為、約4ヶ月強のリハビリから遂に復帰をされた久しぶりのライディングショットでした。
そして、四国の西南端に位置する岬スコアした台風スウェルのジャイアントウェーブに挑んだ17歳の若き勇者がメイクした快挙は歴史上に刻まれる大きなニュースとなりました。
その波に導いたのは、KIサーフボード代表でDOVEレジェンドライダーの櫛本氏で、毎年この岬をリサーチして挑む生粋のジャイアントウェーブハンター。
Yoshihiko Kushimoto / Take Off @Outer reef Ashizurimisaki / Photo: Ai Kushimoto
そして17歳のその名は、唐津出身・オーストラリア留学中でジュニアの試合に出る為、一時帰国した西村晶馬。
Shoma Nishimura 17 Years Old / Make for Giant Ashizurimisaki / Photo: Ai Kushimoto
唐津から父・栄治氏に連れられ初アタック!!
別のアングル・ランドからの撮影
水中から撮影された皆は、巨大スープに巻き込まれたと思われシャッターを止めるのは言うまでもなく、スープから出てきたシーンに誰もがまさかと思ったに違いない!!
Shoma Nishimura – Charge @Ashizuri misaki / Photo:Deco – From Land
その証拠となる写真を収めた撮影者がシャッターを押し続け絶妙なるタイミングを逃さなかったことは、歴史上の貴重なショットとなりました。
ここ数年は、各スポーツ界でもティーンエイジが活躍する時代。
サーフィンも若年層が次から次へと出てくるでしょう?!
続いて、九州は宮崎のカレンズポイントも巨大な波が炸裂!!
8月の今季最初のセッションこの波に挑んだメンバーは、地元宮崎出身の中迫健吾プロと和歌山出身のティーンエイジの角イサム君
その時の映像をご覧ください
そして10月のカレンズポイントでは、巨大波が炸裂し大きな話題となりました。
その時にチャージしたDOVEメンバーは:山本 博也、西村栄治、小森 隆志 、Sam Yoon、中迫健吾プロ。
https://www.instagram.com/p/B6uKjiIDqh6/
映像:【日本最大級】宮崎 カレンズ 台風19号 過去に無いビッグウェーブに挑む サーフィン THE DAY
最後に、会長・戸倉さんが今年古希をを迎え、今年前半は堀口鉉気氏と同じ目の治療により波乗りを出来なかった数ヶ月間を過ごし、あれ程までに波乗りとスノーサーフを年間を通して欠かさ無かった方なので、辛い期間だっと思います。
そして、12月上旬に真木勇人プロの親善大使を務めるパプアニューギニアで、今までにないサイズの波を満喫され、復活された事は嬉しく思います。これからもずっとサーフ&スノーを滑り続けて欲しいと願っています。
今年もあと数時間で除夜の鐘が鳴り響き新年を迎えます。
そして皆様の素晴らしいサーフィンライフをお祈りいたします。
DOVEスタッフ一同