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足摺大波合戦記、台風9.10号

台風9、10号と太平洋では久しぶりに大波が訪れた。

四国が2連発と、全て皆様のおかげでいい波の中サーフ出来ました。

今年は本当に自然界から多くのメッセージが飛んでるように思えてなりません。

でもやっぱりサーファーと言えば、どんな時でも明るく爽やかがいいんであります。

久しぶりの台風を、たくさんのドラマが皆様にもあったのではないでしょうか?

今回は、四国足摺岬の台風9、10号のレポートです。

台風9号は、8月の最後、大潮満月の夜に出発しました。

沖縄付近で勢力を強め、東シナ海に抜けていくコースで南ウネリがゆっくり入るコースだった。

宮崎は東向きの海岸が多い為、あまりサイズが上がらない、こうゆう時は、足摺岬から召集命令がかかります。

今回は、波が上がるかどうかわからないが、1年ぶりに四国の親方達や、ローカルメンバーにご挨拶しにいきたく出発した。

宮崎からは、青島海水浴場時代しごいていた、若きライフガードサーファー加藤優典が、足摺初トライという事だったので、初陣の世話役を頼まれたのも、今回行くきっかけになっていた。

宮崎から移動時間は、フェリーも合わせれば9時間くらいは普通にかかる。

それぐらい、ここの大波は魅力的だし、価値が高い。

氣サーフボードの櫛本さんと足摺の奥本さんとでこの大波ポイントを開拓したことは有名で今は、二代目奥本真也一族を始め新旧体制が、協力しながら現場がいつも盛り上がって毎セッション進化しているのがわかる。

DOVE創始者戸倉会長から提供ジェットスキーもずっと大事に今も引き継がれています。

さて、今回の波ですが、サイズは13〜15FEETくらいのサイズで、風があまりなく綺麗な波が割れる状態であった。

みんな久しぶりに顔が見れて本当に嬉しそうだ。

ジェットを漁港から降ろし、みんなでさし合いを楽しんだ。

初めてトライした加藤くんも乗れたみたいだ。

この内容は、山本博也YouTubeにて配信させてもらってるので、ぜひ見ていただきたい。

そして、台風10号も続いて、同じ大潮周りで、四国に向かった。

台風9号との違いは今回は、九州にかなり近づき風が入るということだ。

九州エリアでは、直撃もあり、帰れないかも知れないが、今回はキンちゃんこと木本直哉巨匠カメラマンから松永大輝を連れてくるから、GUNを貸して欲しいとのことだったので行く事が決定した。

大波が炸裂すると、足摺にはいろんなBIGWAVERが訪れ、切磋琢磨するのがとても楽しみで、今回キンちゃんが連れて来たこのDAIKIは、まだサイズが上がりきっていない時間に、足摺のレフトの波に乗るといい、きんちゃん達とジェットスキーで向かっていった。

自分はメインステージがわれるまで待機する事にした。(朝に夜通し運転して来た為テンションが上がらなかった)

きんちゃんのsurfy.tvを見ると彼のシークエンスでわかるが、10〜feetの強烈な波であった。

彼のショットによりまた新しい可能性が開けて瞬間であった。

そのライドに火がついた四国ローカルがメインポイントにおパドルアウト。

12〜3人とジェット2台、カメラマン4人のBIGWAVEセッションが始まった。

午前中はサイズが上がらず波も大きくなかったが、中盤から15FEET以上のセットが来襲して来た。

風もそこまで強くならず、16時近くもセッションを楽しむ事ができました。

足摺に通い続ける大倉film”にていつの日か公開されでしょう。

更に今年はでかい波がくるのか楽しみである。

この地では、世代を繋ぎ、進化して、志ある若者を挑戦させてくれるローカルの理解がある。

レスキュー体制や、漁港の活用、お手本にするところが多く、日本でもこのシステムが増えれば、BIGWAVEの理解、素晴らしさも伝わり新しいムーブメントが来るはずだと思っている。

この素晴らしい場所で学ばさせていただき、水島サーフクラブ会員初め、開拓した櫛本さん、奥本さんファミリーには感謝しかありません。

一度はこの大波を観に来られるのもいいだろうと思います。

GUNを持って己の志にぶれずに立ち向かう姿が観られる事でしょう。

では皆様、またピークであいましょう。

topguns 代表     山本博也

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