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2024.06.12 | FACTORY

DOVE BLOG

ウェットスーツの保管方法を解説!

季節も進み、そろそろ暑くなってきましたね。
冬物ウェットスーツの今シーズンの出番も、そろそろ終わりになる頃ではないでしょうか?

保管の仕方、大丈夫ですか?
今日はウェットスーツメーカーならではの視点で「正しいウェットスーツの保管方法」をご紹介したいと思います!
いくつか注意点もありますので、手順を追って解説します!

 

1、汚れを落とす
まずはウェットスーツをキレイにしましょう。
日頃のお手入れでも大事なことですが、海水を含んだままにして放置してしまうのはNGです!
ご存知の通り、ウェットスーツの生地は「ネオプレンゴム」を使用しています。そう!「ゴム」なんです。
実は海水に含まれる塩分はゴムを硬化させてしまうのです。また海水がしっかり落とせていないと、嫌な匂いの原因にもなります。

そこでまずは大きなバケツ等に、たっぷりの水かぬるま湯を用意します。

接着面や、裏側の補強テープなどの剥離の原因にもなりますので、熱いお湯は避けましょう。
「ぬるま湯」とは言っていますが、「ぬるめのお湯」ではなく「温かめの水」程度であると考えてください!

たっぷりの水か「温かめの水」の用意ができたら、ウェットスーツ専用のシャンプーを1リットルあたり5ccの割合で混ぜます。

今回使用するウェットシャンプーは、こちらの「ディスイズウェットシャンプー」!
中性なのでお肌に優しく汚れ、ニオイのもとをじっくりきっちり分解!抗菌作用によりカビの発生を抑えます。
生分解性の高い、環境配慮系洗剤です。柔軟効果もアップします。
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しっかり宣伝も挟んだところで、ウェットシャンプーを混ぜた水に30分ほど漬け置き洗いをします。

ウェットスーツの汚れと言えば「ワックス汚れ」が特に気になりますよね。

「ワックスリムーバー」と言うワックス落としに特化した物もあるのですが、中には強い成分を含んだ物もあり、生地の剥離の原因になる事もあるのでオススメしません。

ではワックス汚れどうするか?
漬け置きをした後に、手のひらや指の腹を使って、優しく擦りましょう。すると・・・。

このようにポロポロと、消しゴムのカスのように落ちてきます。
とは言え、一度に全てのワックス汚れを落とすことは出来ないので、日頃のお手入れも大事です。
月に一度ほどは、この洗い方をしてあげてくださいね。

漬け置き洗いが済んだらバケツに溜まった汚れた水を捨て、もう一度水を溜めて丁寧に濯ぎましょう。
この時に、ウェットスーツをしっかり水に沈めて、たっぷり水を含ませるようにするのがコツです。
特に裏起毛の生地は海水や砂などが残りやすく、嫌な匂いの原因にもなりますので、しっかり濯ぎます。

 

2、しっかり乾かす
漬け置き洗いをしてしっかり濯いだら、しっかり乾かします。
まずは裏側を表にして、直射日光を避け、風通しの良いところで陰干をします。

またまた「実は」なのですが、ウェットスーツは熱に弱いのです。
直射日光の元で放置してしまうと、ゴムの劣化や硬化、接着面のボンドの剥がれなどを引き起こしてしまいます。
日が当たると早く乾きそうですよね。早く乾くとは思いますが、ウェットスーツのダメージを考えると絶対NGです!
「風通しの良いところで陰干」が鉄則です!
ちなみにですが、高温になる車内に放置もNGですよ!

しっかりじっくり、半日から1日かけて完全に乾いたら表にしましょう。

裏側のままにしてしまうと表側のスキンに深いシワができ、そのシワが生地のひび割れになってしまうので必ず表側にしましょう!

我が家の窓から見えるマンションのベランダに、ずーっと裏のまま干されてるウェットスーツがあるんですよ・・・。
きっと洗ってそのまま干してあるんでしょうけど・・・。ウェットスーツ屋としては、ピンポンしに行こうかと思ってしまいます。
裏のまま放置せず、必ず表にしてくださいね!

3、暗所で保管
完全に乾き切ったら、ハンガーにかけて保管しましょう。
ここでもやはり、日の当たる場所は避け、なるべく温度変化の少ない所で保管です。

使用するハンガーにも注意が必要です。

このような「細い」ハンガーだと肩部分に負担がかかってしまい、ハンガーのあたる肩部分が伸びてしまいます。

そこでこのような「肉厚」なハンガーを使用しましょう。
もちろんこちらもご用意しております!

「DOVE オリジナルハンガー」
・肩部分はウエットスーツに負担の無いよう厚みのある形状。
・フック部分は首部分がラックに干渉しないように長めの設計。
・素材には強度のあるポリスチロール素材を採用。
・ガンメタリックの本体にDOVE定番のクラシックロゴが入ります。
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再びしっかり宣伝も挟めた所で、ホットスーツなどのブーツ付きの保管のコツを一つご紹介します。

ブーツ付きのスーツは、ブーツ部分の重みがあるためにハンガーにかけるだけでは肩部分が伸びてしまう事が懸念されます。
そこで足の部分を背中側から回して、膝が肩にくるように折り畳んだ状態でハンガーに掛けます。

説明が少し難しいですが、保管方法についてを動画にまとめてみましたので、併せてご覧下さいませ!

ウェットスーツもキレイになって、保管しようとする前にちょっとご確認を!

穴が開いてる!
生地が切れてる!
接着面が剥離してる!
生地が劣化してしてきた・・・などなど、気になるところはございませんか?

現在DOVE SURFING WETSUITSでは「リペアフェアー」を開催しております!
2024/6/10(月)〜6/19(水)の期間中にファクトリー必着分の冬物カタログ品の修理を、通常の20%OFFでご対応させて頂きます!

「そろそろ寒くなってきたなぁ」と、しまってあった冬物を出してみたら修理が必要だった!
でももう修理が間に合わない!どうしよう・・・?
となってしまう前に、保管する前にチェックして修理しておきましょう!

毎年9月から12月は繁忙期のため、修理のご対応も遅くなてしまいます。ぜひシーズンオフのこの機会をご利用くださいませ!

 

またDOVE SURFING WETSUITSでは2024年9月より「Trade In」をスタートいたします!

「Trade In」は2024年9月から始まるAWカタログ商品をご注文いただく際にお持ちのウェットスーツ/ホットスーツを下取りさせていただくシステムです。
Trade Inにて集まった商品は簡単なメンテナンスをしスクールなどに再利用させていただきます。
リサイクルの難しいウェットスーツ。リユースする事でウェットスーツが少しでも長く着用され廃棄物の減少につながり、サーフィンの楽しさを知っていただけるスクールのお役に立てればと考えております。
詳しくはこちらのブログ「Trade Inスタート!!!」をお読みください。

 

最後にもう一度おさらいしましょう!
1、汚れをおとす
2、しっかり乾かす
3、暗所で保管

ウェットスーツって、みなさんが思ってるよりデリケートなのです。
でも少し気を付けてあげるだけで、寿命はグンと伸びます。

あなたのサーフィンのパートナーでもあるウェットスーツ。
正しい方法で保管して、長持ちさせましょう!

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