JPSA第6戦 アイランド種子島プロ・2日目。
台風24号が南海上から接近する中、メイン会場は依然大クローズと言うことで島の北西面の、よきの海水浴場で行われています。このポイントは台風のウネリが入る側の逆面なので、ウネリも小さく潮が上げているとほぼショアブレイクの様なインサイドブレイクでスタートしました。
午前中は中々乗れる波がかなり少ないヒートが有り、乗ってもワンターンで終わったり点が伸びない中、稀に入るウネリに数発当て込み高得点を出す選手が勝ち上がっていました。また、中には乗れずして敗退する選手もいました。
後半は、次第に潮が引き沖でブレイクしだし、高得点を出す選手も現れ、中には4発の技を入れる選手も居ました。
そして、本日出場したDOVEライダーのヒート結果です。
先ずはメンズのラウンド2・ヒート2に出場した、中川雅崇選手は、ショアブレイク気味の波に技のコンプリートが決まらず敢えなく敗退。
続いてヒート3に出場した福嶋竜也選手は、前半、他選手が手前で波数多く乗り点を稼ぐ中、福嶋プロはロースコアで4位と言う位置で時間が過ぎていった。そして後半、ポジショニングを変えた福嶋プロの所に良いセットが入り、ヒート最高点の5点を出し4位から一気に1位にジャンプアップ!!
そして最後まで逃げ切り久々の勝利者インタビューを受けました。
続いてヒート4に松下諒大選手が出場。乗り辛い波に1位こそは逃しましたが、松下プロらしいキレのある技を見せ3点台をキッチリ2本揃え2位でラウンドアップ。
そしてウィメンズのラウンド3がスタート。
先ずはヒート1に脇田紗良選手が出場。紗良プロは落ち着いた試合運びでしたが、野中選手が5点台、続いて4点台を出しリードする中、紗良選手とエミリ選手との2位争いの緊迫した結果、4.75の高得点が効き紗良選手が勝ち上がりました。
続いてヒート4に出場した高橋みなと選手は、一本目に好調な滑り出しの4点台と言う高得点を出し見ている側は安心していましたが、松田選手、そして鈴木選手が4点台を出し追い上げ、無情にも僅差で3位と言う結果になりました。残念!!
続いてメンズ・ラウンド3がスタート。
ヒート2に松下諒大選手と福嶋竜也選手のチーム同士が絡みワンツーフィニッシュを期待しましたが、昨年の覇者・安井選手は序盤から飛ばし5点台をマークでトップに。そして諒大プロが4点台を2本決め2位。残念ながら竜也プロはここで敗退する結果となりました。
次に関口真央選手と黒川楓海都選手のDOVEチーム同士が絡むヒート4。
楓海都選手は序盤から飛ばし、かなりの数を乗り点数を稼ぎ、一方、関口選手はポジショニング変えながら終始落ち着いた試合運びでワンツーフィニッシュだと思う中、終了間際に沖縄出身の宮城選手が3発の技を決め終了のホーンが鳴った。下の映像(静止画)は同チームの黒川プロ・松下プロ・関口プロ
中々コールされない緊張の時間が過ぎていき、アナウンスされるとなんと宮城選手が4.70を出し大逆転のトップへ。そして松下選手が2位、黒川選手は3位とドンデン返しの残念な結果となってしまった。
そして今日最後のウィメンズ・クォーターファイナル
ヒート2に脇田紗良選手がクレジット。
紗良選手が1本目でなんとハイポイントの7点を出し大きくリード。宮坂選手も5点台を出しましたが、7点は大きくあと一本の高得点を出すのみ。紗良選手は次に3.75を出すが、もう少し高い点を出せば安心と言いたいところ。がしかし乗れるいい波が来ず点を出せるライディングを決めれなかった。結果、西本選手が6点台ともう一本6点をを揃えトップ通過、紗良選手は2位でラウンドアップしました。
明日は、メンズがトップシードとの対戦・ラウンド4から。
そしてウィメンズがいよいよセミファイナルのマンオンマンです。
台風24号の接近が気になりますが、無事行われることを願っています。