DOVE 大波wetsuit進化論

2022年初doveブログでございます。

今年もどうぞよろしくお願いします。

今回は、dovewetスーツカンパニー様から新しいwetsuitsが届きましたので、それについてyoutube動画をつくりましたので、そちらを是非見てください。

山本博也youtubeチャンネル

以上です。

となると、ただの宣伝みたいで怒られちゃうのでここでは、大波用でのウェットスーツを作るにあたって、何故今回ジャージ素材のノンジップという選択をしたかについて紐解いていこうと思います。

最初に、dovewetウェットスーツに大波用のスーツを頼んだのは、2013年頃だと思う。

脇田モデルのスプリングタイプです。

胸と背中、お尻にプロテクター(浮力材)を入れたもので、“JAWS”用に頼みました。

“JAWS”では、まだライフジャケットをウェットスーツの中に着ることが主流だったので、僕も脇田モデルのスーツに無理矢理ライフジャケットを2枚きて挑んでいた。

今思えばとても苦しくて、パドルし辛くてよくやってたなと思う。

それから次に改良したのが、ライフジャケットを入れないでなんとか出来ないかって事で頼んだのが、脇田モデル改良版です。

スプリングタイプで胸のパッドをさらにワイドに分厚く、後ろの浮力材も1.5倍増しにして

お尻はぬいて、太ももに浮力材をいれまし

これは、浮力材とのバランスがとてもキーポイントで、当時の流行りに乗り浮力材を入れすぎて、パドルがあまり噛み合わないのと、見た目があまりよろしくなかった。

そして、世界各地で、パタゴニアの浮力材入りのシーガルが流行った。

また負けじと、櫛本さんと内多さんと相談して、武装モードスーツを作った。

身体中、爆弾のような浮力材を入れまくって、戦闘態勢全開の様であった。

この”武装モード”でようやく気づいたのが、ワイプアウトの時に、沈まず、雪だるまのように20feetの斜面を転がっていき、息がほぼ出し切った状態で、浮力とはべつの水中の捻りで関節を少しいためた。

その経験を通して、浮力材入れ過ぎは危険だとわかった。

それから、世界ではフローティングベスト

ウェットスーツの外側に、紐式で膨らむライフジャケットが主流になった。

これは中々手に入らないが、ようやく櫛本さんから、譲って貰え、JAWSNAZAREでは、近年これをウェットスーツの上にきている。

今回、ジャージ素材にした理由は、軽さと動かし易さを追求したためだ。

本来マーベリック用に作った、冬場の大波スーツは、太ももに浮力材、5mm/5mmの起毛タイプで、手首足首は分厚めのゴム素材でガチガチにし、水の侵入を避ける為太めにした。

宮崎生まれの僕は、寒さへの恐怖心があり、ウェットスーツはとにかく暖かさを優先した。

実際は3月のNAZAREは、さほど寒くは感じず、ブーツ、ヘッドギアはしたもののグローブはしなかった。

日本から持って行ったホットジェルで充分なのと、実際入る前はアドレナリンがブンブンだったのが寒さを軽減できたのだと思う。

だが、やはり寒い水での大波は、かなり分厚めの素材はふりで、加圧トレーニングしてるのかいうくらい締め付けられたし、寒い場所での着替えが大変だった。

その経験も踏まえ、今回はジャージのノンジップで少しタイト目で作って頂いた。

散々、担当の内多さんや、戸倉会長はじめスタッフの方々には、わがままを言って沢山作ってもらったのですが、シンプルイズベスト!

ここに落ち着いたのかもしれない。

本当に何時もサポートありがとうございます。

今後も大波分野のウェットスーツについてフィードバックや発信を続けたいと思いますので、色々ご意見、コメント下さい。

よろしくお願いします。

追記

今回の記事で浮力材を否定してるのではなく、改良の仕方によっては、パドルの楽さや、安全面では機能を発揮する事は間違いない事だけは確かである。

現に年配者や障害を取り除くのに多く貢献してます。

大波では、付け足し注意という話です。笑笑

ご視聴ありがとうございました。

DOVE wetsuitライダー

山本博也

さす

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